10月23日、マレリとホシノレーシングは共同で声明を発表し、TEAM IMPULへのスポンサー契約を終了することを決定したと発表した。スーパーGT GT500クラスのみならず、長年日本のモータースポーツ界で親しまれてきたカルソニック/マレリのカラーリングが2024年限りで姿を消すことになってしまった。そんな一報の翌日、チームを率いる星野一樹監督に話を聞いた。
シルエットフォーミュラ、JTC/JTCC全日本ツーリングカー選手権、そしてJGTC全日本GT選手権/スーパーGT。1982年から長年サーキットで親しまれてきたカルソニック/マレリのカラーリングが、ついに途絶えてしまうことになった。両者の歴史は今年でなんと43年目という長きに渡ったが、そのスポンサー契約が10月23日、2025年2月で終了することがマレリとホシノレーシングから発表された。
43年の歴史に終止符。マレリ、ホシノインパルとのスポンサー契約終了を発表
そんな衝撃の報の翌日となった10月24日、岡山国際サーキットで走行がスタートしたスーパー耐久第6戦岡山に訪れた星野一樹監督に聞くと、実はこの決定は9月21~22日に行われたスーパーGT第6戦SUGOの前には決まっていたものだという。そんな一戦で、平峰一貴/ベルトラン・バゲット組MARELLI IMPUL Zは今季初表彰台となる3位を獲得していた。
「直接(マレリの本国である)イタリアとオンラインミーティングをしているのは僕なのですが、第6戦の前に決まっていました。だからSUGOでの表彰台はすごく嬉しかったんです」と一樹監督。チームを率いる立場としてはもちろんだが、自身がGT500デビューと初優勝を飾り、スーパーGT引退後にチームに加わりタイトルを獲得するなど、ともに歩んできたカルソニック/マレリへの感謝も述べた。
「これだけ長くスポンサードしてくださっているのは、モータースポーツで言ったら世界でも最長なんです。スポーツ全体のくくりになってしまうのでギネス記録にはならないらしいんですが、モータースポーツでは間違いなくダントツです。僕はカルソニック時代からしか知りませんが、日本ラヂヱーター時代からずっと支えていただいて、本当に感謝しかありません」
一方で、ファンにとって気になるのはマレリのスポンサードが終了した後、2025年のTEAM IMPULはいったいどんな体制になるのかだろう。これについては「もちろん確定していることは何もないので辛いところではありますが」としつつ、「絶対に来季、皆さんの前に戻ってくるために頑張っているということだけはお約束したいです」と語った。
マレリとのスポンサー契約終了の報からすぐに、一樹監督のもとにはさまざまな支援の声が届いた。「昨日の発表を自分は知ってはいましたけど、やっぱり落ち込みますよね。でもそういうときにすぐにご連絡をいただいた方もいて、その気持ちがメチャクチャ嬉しかったです。そういう方とは一生のお付き合いをしていきたいと思えるくらい感動しました」と一樹監督は語った。
2025年はTEAM IMPULにとって、メインスポンサー変更という大きな節目になることは間違いない。一樹監督は「やっぱり継続することこそ、マレリに対しても恩返しになるでしょうし、応援して下さる人に対しても、絶対に守っていかなければと思っています。前向きにしっかり頑張ります」と決意を新たにしていた。
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みんなのコメント
ニチラが懐かしいです。