車重1100kg&1100馬力の超強烈スペック!
速さを求めて新たにパドルシフト化を敢行
「全身ドライカーボンの最強ソアラが世界に挑む!」ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)初参戦で3位を獲得!
超軽量マテリアルを取り入れつつ贅肉を徹底的に削ぎ落とすことにより、車重を1100kgまでシェイプ。タイムアタックマシンとしては重量級ボディがビハインドとも思われがちなJZZ30ソアラに拘り続け、主戦場である筑波サーキットでは53秒680を叩き出すまでに進化している最強のJZZ30だ。
そんなスーパーチューンドが、2019年10月にオーストラリアのシドニーで開催されたワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)に初参戦した。
マシンは年々アップデートを続けており、現在はルーフやリアクォーターを含め、ボディパネルはほぼ全てドライカーボン化が完了、ヘッドライトやテールランプにもドライカーボンパネルを利用しているほどだ。タイヤはアドバンA050Rの295.35-18を通しで履く。
このボディに合わせるエンジンは、ポート形状の優れたNAヘッドを組み合わせた2JZ-GTEだ。ノーマルクランクにキャリロのコンロッド、HKSの87φピストンなどを組み合わせ、高回転での負荷が少ない3.1L仕様を製作。フリクションを減らすため電動ウォーターポンプも採用、フライバイワイヤの電子スロットルを使いモーテックM800による各種制御にも対応する。低重心化を狙って、燃料供給はドライサンプだ。
タービンはWTACに向けてGTX4202Rからギャレットの最新モデルであるG42-1450に変更。E85(アルコール系燃料)使用でブースト圧2.2キロ時に約1100psを発揮させている。
一方の足回りは、スピリットの車高調を軸に構築。アーム類は当然フルピロの調整式でアライメントを最適化している。LSDはOS技研のスーパーロックLSDを投入。
ブレーキはフロントがブレンボで、リヤにはレクサス純正キャリパーを組み込む。タービンの排気スペースの確保と、ダイレクト化、軽量化などを目的にマスターバックはキャンセルしている。
コクピットも戦闘的だ。モーテックM800の使用に合わせて、ディスプレイもモーテックC185を採用。また、WATC遠征にあたっての最大トピックと言えるのが操作系だ。ミッションはアルビンスのST6シーケンシャルと変わっていないが、シフトロスを削るためにモーテック制御によるパドルシフト化を実現。
今回のWTACでは、初参戦だったにも関わらずPRO-AMクラスで3位に輝くという大躍進を披露。それでも、ドライバーの坂東選手が「雨で最後に攻めきれなかった!」と悔しがっていたところを見ると、理想通りの走りはできなかったようだ。今後、この世界最速のソアラがどこまで記録を伸ばしていくのか、その動向には注目していきたい。
ちなみに、このソアラは11月30~31日に筑波サーキットで開催される、FIAインターコンチネンタルドリフティングカップ内のスーパーラップに出走予定だ。興味のある方は、足を運んでみてはいかがだろうか。
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