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三菱「デリカD:5」の一部改良と同時に特別仕様車「JASPER」を設定

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三菱「デリカD:5」の一部改良と同時に特別仕様車「JASPER」を設定

三菱は、ミニバン「デリカD:5」にフロントフェイスの変更など一部改良を施すとともに、2017年4月に発売して好評を博した特別仕様車「アクティブギア」を継続して設定し、2018年4月25日から全国の系列販売会社を通じて販売を開始する。

車両本体のメーカー希望小売価格は、標準車が2,408,400円~4,055,400円、特別仕様車アクティブギアが3,763,800~3,936,600円(消費税込)。
今回はそれに加えて、キャンプなどの夏のアウトドアレジャーシーンに最適な特別仕様車「ジャスパー」が新たに設定された。こちらは2018年5月17日から販売が開始され、車両本体のメーカー希望小売価格は3,570,480~3,747,600円(消費税込)となっている。

三菱 「デリカD:5」の特別仕様車「シャモニー」を発売

シリーズ全体のマイナーチェンジの内容としては、アンダーカバー一体型のフロントバンパープロテクターが採用された点が挙げられる。これにアクティブなイメージのフロントフェイスが、より一層、力強い印象を与えるようになった。


注目の新特別仕様車ジャスパーは、クリーンディーゼルエンジン搭載グレード「D-Power package(8人乗り)」がベース車両になっている。ボディカラーは、夏の山や森林をイメージしたジャスパー専用色のディープシーグリーンマイカ/アイガーグレーメタリックがメインカラーに設定され、さらにアイガーグレーメタリック/ダイヤモンドブラックマイカ、ウォームホワイトパール/スターリングシルバーメタリックを加えた、3色展開としている。

また太陽の下で映えるよう、フォグランプベゼルとウインカー付電動格納式リモコンドアミラー、アウタードアハンドルをメッキとしているのも、このモデルの外観上の大きな特徴だ。18インチアルミホイールは、ダーククローム調塗装とすることで足元を引き締め、力強い印象としている。

インテリアでは、夏のアウトドアレジャーシーンで使い勝手のよい、撥水機能を付加した専用スエード調人工皮革(ブラウン&シルバーステッチ)をシート生地に採用。心地よい手触りに加え、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状とすることで、機能的なシートとしている。
アッパーグローブボックスとパワーウインドウスイッチパネルはピアノブラック仕上げ。その他にもアッパーグローブボックスには、エクステリアのサイドデカールと同イメージのイラストデカールを配し、特別感を演出している。

機能装備としては、7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション[MMCS*2]の装着有無が選択可能になっていて、運転席をパワーシート(スライド、リクライニング、ハイト、チルト)として利便性を高めている。またキャンプなどのアウトドアレジャーシーンに最適な専用のオリジナルパーツを組み合わせた「JASPER コンプリートパッケージ」がディーラーオプション設定される。

マイナーチェンジ後も設定が継続された特別仕様車アクティブギアは、今回からベース車(D-Power package<7人乗り>)と同様にアンダーカバー一体型フロントバンパープロテクターを標準装備。それに伴い、専用ディーラーオプションパッケージ「アクティブギアコンプリートパッケージ」のフロントバンパープロテクターを廃止し、フロントバンパープロテクターデカール「DELICA」ロゴ(オレンジ)を追加した。

また、座面及び背もたれ面に採用した、専用シート生地スエード調人工皮革に撥水機能が追加されている。

「デリカ」シリーズの歴史は非常に長く、今年でじつに50周年。1968年に「デリカ トラック」が発売されたのが、そのルーツだ。そして翌1969年に発売された乗用9人乗りの「デリカ コーチ」が、現在の「デリカD:5」に繋がるワゴンの起源となっている。

その後、1979年の2代目「デリカ スターワゴン」、1986年の3代目「デリカ スターワゴン」、1994年の4代目「デリカ スペースギア」といったモデルによって、デリカは、本格的な4WD性能を備えたワンボックス車という独自のポジションと、アウトドアレジャーを満喫するためのパートナーというイメージを確固たるものとした。

50周年を迎える本年は、三菱自動車のウェブサイト内に「デリカ誕生50周年スペシャルサイト」が開設され、イベントやキャンペーンを展開している。

デリカD:5 スペシャルサイト(三菱自動車)

三菱 デリカD:5 関連情報
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