■セットオプション中心のメーカーオプション設定
日産とその関連会社であるオーテックジャパンは、コンパクトカーの「ノート」をSUVルックにした「ノートAUTECH クロスオーバー」の販売を2021年10月7日より開始。
まるで国産ポルシェ!? 日産「ノート」4WDが凄すぎる! その実力とは
近年人気のSUV風モデルが、現行ノートにも追加されました。
オーテックジャパンのコンプリートカーという位置づけにもなり、上質感を高めるさまざまなパーツが装着されますが、そんなノートAUTECH クロスオーバーのフルオプション仕様は果たしていくらになるのでしょうか。
最上級グレードにメーカーオプションをフル装着した豪華仕様で見ていきます。
ノートAUTECH クロスオーバーは、AUTECHブランドとして初のコンパクトクロスオーバーモデルとして登場。
AUTECシリーズ共通の表現であるドットパターンフロントグリルや、ブルーのシグネチャーLED、メタル調フィニッシュのドアミラーなどを採用したほか、専用サスペンションやタイヤの大径化により最低地上高を25mm拡長。不整地や雪道などでの対応力を向上させています。
外観では専用デザインのサイドシルプロテクターやホイールアーチガーニッシュ、ルーフモール、専用アルミホイールなどが装備されています。
内装には専用ブラックレザレットシート(ブルーステッチ)を装備したほか、紫檀(シタン)の柄のインストルメントパネルを採用。全体はブラックを基調に整えられ、機能的な雰囲気も演出されています。
車両価格(消費税込、以下同様)は、非クロスオーバーモデル(通常のノートAUTECH)に対して3万円ほど高額に設定され、2WD仕様で253万7700円、4WD仕様で279万6200円です。
今回は、4WD仕様をベースに、選択できるメーカーオプションをすべて選択していきます。
※ ※ ※
現行ノートのメーカーオプション設定は、AUTECH クロスオーバー以外のモデルも含めてセットオプションが非常に多いことが特徴です。
現行ノートから初搭載された運転支援機能「プロパイロット(ナビリンク機能付)」も、単品装着はできずセットオプションとして設定されます。
この機能は、高速道路でクルマがアクセル・ブレーキ・ステアリングを協調制御し、長距離ドライブにおけるドライバーの負担を抑える運転支援システムです。
さらに、ナビの地図情報をもとにカーブの大きさに応じて減速する「カーブ減速支援」などのナビリンク機能が追加されたことで、さらに自然な運転感覚を実現しています。
「プロパイロット(ナビリンク機能付)」を選択すると、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」や「NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」、ETC2.0車載器などが自動で選択されます。セット価格は44万2200円です。
また、AUTECH クロスオーバー専用のメーカーオプション(有償色)として「プレミアムホライズンオレンジ/ステルスグレー」の2トーンも設定。SUVらしいアクティブさを感じられる色味といえるでしょう。価格は8万2500円です。
※ ※ ※
今回、ノートAUTECH クロスオーバーの4WD仕様(車両価格279万6200円)で選択したメーカーオプションは、全部で3個です。そして、ディーラーオプションとして装着率の高いフロアカーペットもあわせると、オプションの一覧は次のようになります。
●メーカーオプション(総額:54万6700円)
・有償色:プレミアムホライズンオレンジ/ステルスグレー 2トーン(8万2500円)
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)+ETC2.0ユニット(ビルトインタイプ)+プロパイロット(ナビリンク機能付)など(全13点のセットオプション、44万2200円)
・ワイパーデアイサー+リアLEDフォグランプ(2万2000円)
●ディーラーオプション
・AUTECH専用フロアカーペット(2万8050円)
以上のオプション装備を装着したノートAUTECH クロスオーバー 4WD仕様の総額は、337万950円になりました。
※ ※ ※
日産の先進機能が搭載されたうえ、さらにSUVならではのアクティブなデザインも楽しめるノートAUTECH クロスオーバーは、日産の現行ラインナップのなかでも唯一無二な存在のコンパクトカーといえるでしょう。
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みんなのコメント
他のコンパクトカーとは一線を画したレベルにある分、高くなるのも分かる。
無駄に肥大化した最近の普通車からの、ダウンサイジング需要にもピッタリ合うと思う。
ただ、これが他社のコンパクトSUVの対抗モデルかと言われると、ノートの1グレードの域を出ないかなぁ。
折角の優れたシャシーなんだから、流用でロッキー・ライズ対抗のコンパクトSUVや、ステーションワゴン、セダンなんかの派生モデルを出して欲しい。
市場が小さいから専用開発は無理だろうけど、シャシー流用でデザイン弄って安く仕上げれば、それなりに売れるんじゃないかなぁ。
量産メリットも大きくできて、e-Power自体の価格競争力向上も期待できるだろうし。
惜しい