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ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは

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ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは

事故にあった際の強い味方!ドライブレコーダーの正しい操作方法

 昨今、交通事故やあおり運転対策のためにドライブレコーダーを装着しているライダーが急増しています。

【画像】ドライブレコーダーの正しい操作方法を画像で見る(10枚)

 バイク用品店「NAPS(ナップス)」が2019年におこなった「バイク用品に関する意識調査2019」によると、バイク用ドライブレコーダーの所有率は、約3割といったところのようです。

 ドライブレコーダーは、万が一の際の証拠としてだけでなく、自身の運転を振り返ることにも活用できるため、大変便利なアイテムとなっています。一方で、いざ事故にあったときどうすればいいのか、ドライブレコーダーの操作方法を正しく理解している人は意外と少ないのかもしれません。

 ではいざという時、ドライブレコーダーはどのように操作すればよいのでしょうか。実際に事故に遭った際に、録画した動画を確認する手順は以下のとおりです。

 まず、動画が上書きされないよう、ドライブレコーダーの録画を停止します。

 ドライブレコーダーの中には、スマホアプリと連動し、アプリから録画を確認できるものもあります。なおアプリと連動していないものは本体からSDカードを抜き取り、PC等から録画を確認することが可能です

 また細かい部分は商品により差異がありますが、バイクに設置するタイプはスイッチから録画の起動/停止が可能となっている場合が多いようです。ヘルメットに装着するタイプはヘルメット部分にスイッチも取り付けるため、そこから操作するとよいでしょう。

 また、イグニッションキーのON/OFFに連動して録画の開始/停止をおこなう商品もあるため、商品の詳細をよく確認してから購入することが大切です。

 ただ、特に注意したいのがSDカードの取り扱いについて。事故やあおり運転に遭った後、そのままドライブレコーダーにSDカードを入れたまま起動していると、古い映像から順に上書きされていってしまいます。

 確認したい映像がある場合は必ず録画モードを止めるか、SDカードを本体から抜き取り、大事な映像が消えないよう対処しましょう。

アナタが設置しているのはどれ?バイク用ドライブレコーダーの種類

 そもそもバイク用ドライブレコーダーは、形状によって「一体型」と「分離型」の2つに大別されています。

 まず「一体型」とは、データを記録する本体とカメラが一体化されたタイプ。そして「分離型」とは本体とカメラが分かれているタイプです。それぞれのメリット・デメリットがあるため、自身のスタイルに適している型を選ぶことが重要となります。

 一体型はヘルメットやハンドルにつけるのが一般的です。設置や取り外しが簡単で、配線の知識がなくても比較的簡単に取り付けられますが、盗難のリスクや設置個所が限られるといったデメリットも存在しています。

 分離型は車体のあらゆる部分に設置可能です。カメラの自由度が高く、録画したい範囲を細かく調整することができますが、配線処理の難易度はやや高い傾向にあります。

◆ドライブレコーダーの録画機能

 ドライブレコーダーの録画機能は、「前後一方向型」、「前後両方向型」などに別されます。「前後一方向型」は簡易的なものが多く、値段も比較的手ごろです。付ける場所も自由度が高いため、とりあえず試しに自分で付けてみたい、という人にオススメです。

「前後両方向型」は、前後2箇所にカメラ設置が必要になることが多く、設置や配線処理に苦労する可能性があります。しかし、その分事故やあおり運転にあった際は、より詳細な内容を録画することができます。

 ドライブレコーダーを選ぶ際は、画質や連続撮影可能時間で選ぶことが重要です。画質が荒いと、折角録画しても相手のナンバープレートが読み取れない可能性があるため、フルHDの物がオススメです。

 また、「Gセンサー」と呼ばれる衝撃感知機能をもったドライブレコーダーもあります。衝撃を感知するとその前後を自動で録画してくれるため、非常に便利です。

※ ※ ※

 いざという時に強い味方となるドライブレコーダーですが、使い方を理解していないと、肝心な時に効果を発揮できない恐れがあります。正しい操作方法や録画の再生方法等を事前に取得し、安全運転に役立てたいものです。

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