2022年9月29日(伊・現地時間)、ランボルギーニはスーパーSUV「ウルス」の新たなパフォーマンスを象徴する新仕様「ウルス S」を発表。ハイパフォーマンスとラグジュアリーさ、そして汎用性を兼ね備えた1台だ。
あらゆる路面に対応した「最高の走り」を味わえる
ランボルギーニ発のスーパーSUV「ウルス」の新たな高性能バージョン「ウルス S」がデビューを飾った。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
2022年8月にアメリカのペブルビーチでお披露目されたハイパフォーマンスモデル「ウルス ペルフォルマンテ」に続いての登場だが、ハイパフォーマンスと卓越したラグジュアリー性、そしてあらゆるシーンでの使い勝手のよさを高次元で融合させた高い実用性能が特徴となる。
中身を見てゆこう。パワーソースは、従来と同じ4L V8ツインターボで「ペルフォルマンテ」と同様の最高出力666psを絞り出す。最大トルクは850Nmだ。想像に難くなくその走行性能は高く、ゼロ発進からわずか3.5秒で100km/hに達し、0→200km/h加速は12.5秒という爆速ぶりだ。最高速度は305km/hで、100km/hから停止までの時間が33.7m。なんとも頼もしい数値ではないだろうか。
走り味は、アダプティブエアサスペンションがあらゆる走行シーンに対応してくれる。「STRADA」「SPORT」「CORSA」「EGO」のドライブモードでは、スポーティな走りを楽しめ、「TERRA」「NEVE」「SABBI」のオフロード用変速レバーを使えば瞬時のトルクレスポンスやボディバランシングを体感することができる。
となると、日常の走りが気になるが、しっかりとしたシャシセッティングによりストレスなくラグジュアリーな走行を楽しめることができるという。つまりは、どのような路面にも対応できる「絶対的ハイパフォーマンスの持ち主」だ、ということだ。
走りへの期待感を高めるエクステリア&インテリア
エクステリアは、フロントとリアに従来との違いが見て取れる。まずフロントだが、従来のフロントバンパーデザインにラインが配されるとともに、新しいマットブラック仕上げのステンレススティール製スキッドプレートにブラックのラインが入ったフロントグリルが標準で装備される。
また、ボディカラーを組み合わせたつのスタイルコンフィギュレーションオプションでは、光沢ブラックのボディカラー、および光沢仕上げとマット仕上げのカーボンファイバーを組み合わせることができる。
ボンネットには、軽量化された新しいカーボンファイバー塗装にマットブラックのエアアウトレットが配される。排気口はオプション仕上げのグロスブラックを選択できる。カーボンファイバ製ルーフのオプション設定も行われている。
リアは、バンパーの形状がスリムでエレガントなものとなった。そして、新しいツインパイプ排気設計が採用され、標準のつや消しスチールとオプションのマットまたは光沢ブラック仕上げ、あるいはパーソナライゼーションプログラムのオプションであるブライトクロームが選択できる。
足元は、スタンダードな21インチホイールに加え、22インチのNathリム(チタンマット色とダイヤモンド研磨仕上げ)と23インチTaigeteホイール(ブロンズ色とダイヤモンド研磨仕上げ)がオプション設定されている。
インテリアは、カラーとトリムを刷新。新色のバイカラーオプションのSportivoとSophisticatedには、新型のステッチパターンが使われる。バイカラーのSportivoでは、補色をより控えめに使ってスタイリッシュな雰囲気を演出。Sophisticatedのブラックレザートリムには、コントラストになる新たなカラーオプションとして、タン、クリーム、ブラウンと洗練された新色のBlue LeandroおよびVerde Auraが用意される。
今や必須となったコネクテッド機能も万全だ。コネクテッドナビゲーションをはじめ、セキュリティー機能、複数の車内コントロールサービスを使用することができる。しかも、サービスはスマートフォンに接続して管理することも可能で、バーチャルキー機能などスマートウォッチでの拡張管理も可能だ。
■ランボルギーニ ウルス S 主要諸元
●全長×全幅×全高:5112×2018×1638mm
●ホイールベース:3003mm
●車両重量:2197kg
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●総排気量:3996cc
●最高出力:490kW(666ps)/6000rpm
●最大トルク:850Nm/2300-4500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・85L
●WLTPモード燃費:14.1Lkm/100km
●タイヤサイズ:前285/45ZR21、後315/40ZR21
●車両価格(税別):19万5538ユーロ(約2760万円)
[ アルバム : ランボルギーニ ウルスS はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
もしやヴェゼル窮地!? お、値段以上に立派なバカ売れWR-Vってコスパ最強じゃない!?
「覆面パトカー」どうやって見分ける? 「クラウン」だけではない!? 「走り方」や「ナンバー」にも注目! 共通する特徴とは
マツダ「すごいロードスター」実車公開! 国内初の「2リッターエンジン」搭載した“最強ソフトトップ仕様”! 市販前提「スピリットRS」登場!
古い「ETC」使えなくなるってマジ!? 「勘弁して」と嘆きの声も! 使用不可な「車載器」の見分け方は?「10年以上使用」は要注意か
みんなのコメント
HV化してモーターに頼って目先のスペック稼ぎに扮してる他社とは完成度が段違いですね。
速くて最高速もすごい。あっぱれ!