■「3億円超え」はならず!それでも日本車史上第2位となったLFAとは
レクサスのスポーツコンセプトとなる「エレクトリファイドスポーツ」は「LFAの秘伝のたれ」を継承しておる、世界各国で展示されています。
その一方でLFA自体も様々オークションで高値で取引されるなど今なお伝説は続いています。
今回、これまでオークションに登場した中でも最もレアな仕様が現れました。
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この落札額は、2022年3月にアメリカ・フロリダで開催された「グッディング&カンパニー」によるオークションにおいて、253万5000ドル(約3億8000万円)で落札されたトヨタ「2000GT」に次ぐ、日本車史上第2位になると見られます。
2010年から2012年にかけて生産されたLFAは、3750万円という新車価格も大きな話題となりました。
LFAは、総生産台数はわずか500台という希少なモデルであることから、近年では1億円前後で取引されるケースが増えています。
そのようななかで、なぜこの個体は相場の2倍以上の価格で落札されたのでしょうか。
オークションを主催するRMサザビーズによれば、この個体の走行距離はわずか143マイル(約230km)とされています。
さらに、そのうちの39マイル(約63km)は納車前に記録されたものであり、オーナー自身が走らせたのは160km程度に過ぎないようです。
この個体は、イリノイ州・ウエストモントにあるレクサスの正規販売店によってオーダーされ、そこから現在に至るまで厳重に保管されていたといいます。
つまり、このLFAは生産から10年以上の月日が経過しているにもかかわらず、新車に近い状態が保たれていることになります。
それに加えて、この個体はLFAのなかでも64台のみが生産されたという「ニュルブルクリンク・パッケージ」であることも、高額で落札された理由のひとつのようです。
「ニュルブルクリンク・パッケージ」では、カーボンファイバー製のエアロパーツが採用されていることに加え、心臓部であるエンジンにも専用チューニングが施されています。
その結果、ドイツのニュルブルクリンク・北コースにおいて公道走行が可能なモデルとしては当時最速となる7分14秒64を記録するほどの、圧倒的なパフォーマンスを手に入れています。
今回落札された個体はアメリカへとわたった25台の「ニュルブルクリンク・パッケージ」のうちのひとつであり、そのなかでも「オレンジ」のエクステリアカラーを持つ7台のうちのひとつであることから、非常に希少なモデルであることがわかります。
このように、このLFAがこれまでの相場を大きく上回る価格で落札された背景には、「新車同様のコンディションであること」に加え、「LFAのなかでも特に希少な『ニュルブルクリンク・パッケージ』であること」が大きく関係していると考えられます。
一方、RMサザビーズが事前に設定していた推定落札価格は180万ドルから240万ドル(約2億7000万円~約3億6000万円)であったことから、187万5000ドル(約2億8125万円)という落札はむしろやや控えめなものだったという見方もあります。
今回のオークションでは、2013年のF1GPで実際に使用されたメルセデス・AMG ペトロナスのF1マシン「W04」が1881万5000ドル(約28億2225万円)で落札。
そのほか、わずか6台しか生産されなかったメルセデス・ベンツ「CLK GT-R ロードスター」の新車同様の個体に1023万5000ドル(約15億3525万円)で落札されるなど、文字通り「ケタ違い」の取引が行われました。
このような強力なライバルが多数出品されたことも、今回の個体の落札額がそれほど伸びなかった理由のひとつかもしれません。
※ ※ ※
今回のオークションではベースモデルのLFAも出品され、94万ドル(約1億4100万円)で落札されています。
為替の影響もありますが、この結果を見る限りは、LFAは「1億円超え」が安定して期待できる数少ない日本車のひとつと言えそうです。
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