2021年9月14日、トヨタはカローラシリーズに初のSUVモデル「カローラクロス」を設定して発売した。現行型の日本仕様では、カローラ(セダン)、カローラツーリング(ステーションワゴン)、カローラスポーツ(ハッチバック)に次ぐ、第4のモデルとなる。
日本仕様は先行発売されているタイ仕様などと差別化
1966年の誕生以来、2021年7月にはグローバルで5000万台の累計販売台数を達成した、トヨタを代表するクルマの1台であるカローラ。そのカローラシリーズにSUVの「カローラクロス」が新設定され、タイで世界初公開されたのは、2020年の夏。日本デビューも時間の問題かと思われていたが、ようやく満を持して日本仕様のカローラクロスが発表された。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
カローラクロスのセリングポイントは、以下の3点だ。
1)力強く、躍動感あふれるスタイル
「アーバンアクティブ」をキーワードに、SUVらしいダイナミックで洗練されたデザインを採用。太い金属調加飾で縁取られた大型グリルは、今のところ日本仕様だけの意匠だ。LEDデイタイムランニングランプを備えたヘッドランプには4眼のシーケンシャルターンランプも内蔵している。
ボディサイドでは黒いフェンダーアーチやロッカーモールがSUVらしさを強調し、前後から絞り込まれるように入ったキャラクターラインも個性的だ。絞られた上部と安定感のある下部が対照的なリアは逞しさも表現している。
インテリアでは水平基調のインパネがドアのベルトラインまでつながり、乗員の誰もが広さと明るさを感じられるものとなっている。
2)使い勝手の良い快適な室内空間
カローラクロスはリアシートや荷室の広さも重視している。リアドア開口部の高さはクラストップレベルの787mmで、乗り降りがしやすく、チャイルドシートの利用や子どもの乗せおろしもしやすい。窓の面積も大きく、オプションだが大開口のパノラマルーフも設定される(今のところ日本仕様のみ)。
リアシートにもリクライニング機構が備わり、ラゲッジスペースは5名乗車時でも487Lと十分な容量を誇る。シートアレンジは多彩で、上級グレードにはハンズフリーバックドアも設定されている。
3)ずっと乗っていたくなる気持ちの良い乗り心地
フロントピラーのスリム化と高さをおさえたインパネで前方視界は良く、安全・安心な運転につながる。プラットフォームには高剛性のTNGAーCを採用し、質感のある乗り心地を実現している。カローラの美点である取り回しの良さも踏襲しており、最小回転半径は5.2mにとどめられている。
2WD(FF)車のリアサスペンションには新開発のトーションビームを採用し、大型ブッシュと合わせて荒れた路面でもしなやかで上質な走りを実現している。
パワートレーンは、1.8L 直4のガソリンエンジンと、それにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種。トランスミッションは、ガソリン車はCVT、ハイブリッド車は電気式無段変速機。駆動方式は、ガソリン車はFFのみだが、ハイブリッド車はFFとリアにもモーターを備えたE-Fourも設定する(ハイブリッド車のE-Fourは今のところ日本仕様のみ)。
最新の運転支援システム「トヨタ セーフティセンス」は全車に標準装備し、パーキングサポートブレーキとバックガイドモニターもほとんどのグレードに標準装備。ハイブリッド車はアクセサリーコンセント(AC100V/1500W)と非常時給電モードをオプション設定し、停電などの非常時には車両駐車時に「非常時給電モード」にすれば、家電製品が使用可能な非常用電源として活用できる。
ハリアー/RAV4とヤリスクロス/ライズとの間を埋めるべく、ミドルクラスのSUVとして登場したカローラクロス。正式発表前の段階で、既に1万3500台以上もの受注が入っているという。これはもう、ヒットの予感まちがいなしだろう。
■トヨタ カローラクロス ラインアップ
●ガソリン車
G「X」(FF):199万9000円
G(FF):224万円
S(FF):240万円
Z(FF):264万円
●ハイブリッド車
G(FF/E-Four):259万円/279万9000円
S(FF/E-Four):275万円/295万9000円
Z(FF/E-Four):299万円/319万9000円
■トヨタ カローラクロス Z 主要諸元
●全長×全幅×全高:4490×1825×1620mm
●ホイールベース:2640mm
●車両重量:1410kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:1797cc
●最高出力:72kW(98ps)/5200rpm
●最大トルク:142Nm(14.5kgm)/3600rpm
●モーター最高出力:53kW(72ps)
●モーター最大トルク:163Nm(16.6kgm)
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・36L
●WLTCモード燃費:26.2km/L
●タイヤサイズ:225/50R18
●車両価格(税込):299万円
[ アルバム : トヨタ カローラクロス はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
酷いデザインとか言ってる人は、元々買う気はないだろうから心配ないでしょう。