現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ポルシェ カイエン GTS、パワフルなV8エンジンを再び搭載し日本導入スタート

ここから本文です

ポルシェ カイエン GTS、パワフルなV8エンジンを再び搭載し日本導入スタート

掲載 更新 15
ポルシェ カイエン GTS、パワフルなV8エンジンを再び搭載し日本導入スタート

Porsche Cayenne GTS Coupe / Cayenne GTS

ポルシェ カイエン GTSクーペ/カイエン GTS

ポルシェ カイエン GTS、パワフルなV8エンジンを再び搭載し日本導入スタート

最高出力460psを発生するV8ツインターボを搭載

ポルシェジャパンは、卓越した走行性能を念頭に設計したダイナミズムと高級感を兼ね備える「カイエン GTS」と「カイエン GTSクーペ」の予約受注を6月12日(金)からスタートした。

先代カイエン GTSには、3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載されていたが、新型カイエン GTSでは再びV8エンジンを採用。最高出力338 kW(460ps)・最大トルク620Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンは、あらゆる面におけるパフォーマンスを大幅に向上させている。

スポーツクロノパッケージを装備したカイエンGTSは、0-100km/h加速が4.5秒、最高速度は270km/hにまで達している。さらにローダウンされたパフォーマンス志向の足まわりや独自のデザインが与えられ、強化された様々な装備が新たに生まれ変わったGTSのパッケージを高い完成度で仕立て上げている。

先代と比較し最高出力20ps・最大トルク20Nmアップ

新型カイエン GTSは、カイエンのフラッグシップモデルである「カイエンターボ」のために開発された4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。先代モデルと比較すると、最高出力が14 kW(20ps)、最大トルクが20Nm向上した。この結果、スポーツクロノパッケージ装備車両の場合、先代モデルに比べて0-100 km/h加速のタイムが0.6秒も短縮し、最高速度も8km/hアップした。

トランスミッションには最適化された8速ティプトロニックSを採用し、アダプティブシリンダーコントロール、センターインジェクション方式ガソリンダイレクトインジェクション、サーマルマネージメント・システムなどにより、優れた効率性も実現した。

専用設計されたスポーツエグゾーストシステム

感動的な聴覚体験を提供すべく、スポーツエグゾーストシステムは専用設計された。カイエン GTSに標準装備されるエグゾーストシステムはテールパイプをリヤの左右に配し、個性豊かでスポーティなサウンドを奏でる。高周波チューニングされたスポーツエグゾーストシステムは、GTSのために新規開発された。

一方、カイエン GTSクーペはセンター配置の2本出しオーバルテールパイプを採用。このエグゾーストは将来的にカイエンターボ クーペにも展開される予定になっており、それぞれオプションの「ライトウェイトスポーツパッケージ」との組み合わせで提供される。

標準装備のスチールサスペンションは20mmのローダウンを実現

シャシーは、横方向のダイナミクスを最高レベルで実現すべく専用セッティングが施された。標準仕様のスチールスプリングサスペンションは車高を20mm低くするとともに、スポーティなダンパーコントロールを実現するアクティブ制御の「ポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)」を搭載。このほか「ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)」も標準装備される。

標準仕様の21インチ・RSスパイダーデザインホイール、ねずみ鋳鉄製の大径ブレーキ(フロント390×38mm、リヤ358×28mm)、さらにはレッドにペイントされたブレーキキャリパーにより、スポーツカーにも匹敵するスポーツ性能を実現した。

さらにブレーキに関しては、タングステンカーバイド・コーティングが施された「ポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)」に加え、「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」などのオプションを利用することも可能だ。

このほかにも、車高を10mmローダウンする「3チャンバーエアサスペンション」、「リヤアクスルステアリング」、アクティブ制御のロール抑制システム「ポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム(PDCC)」などがオプションとして用意されている。

「GTS」らしい個性を演出するブラックアクセント

標準装備の「スポーツデザインパッケージ」はブラックでカラーリングされた様々なアクセントにより、唯一無二のエクステリアを演出。足元にはサテングロスブラックの21インチ「RSスパイダーデザインホイール」を標準で装備した。

また、「ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)」を搭載したLEDヘッドライトとLEDテールライトバーには、ダークカラーのティンテッド加工が施されている。フロント・エアインテーク、サイドウインドウトリム、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプ、リヤのモデル名とポルシェロゴは、全てがブラックで統一された。

スポーティでエレガントな個性が貫かれたインテリア

ルーフライニング、シートのセンターパネル、センターコンソールアームレスト、ドアにはアルカンターラを採用。ダークブラッシュド仕上げのアルミニウムなど高品質素材を採用したことで、スポーティでエレガントな個性がインテリアにも貫かれている。

標準装備される「8-wayスポーツシート」は、コーナリング時にサイドボルスターがドライバーの体を最適にサポート。このシートは新型GTSモデルのために専用設計された。フロントドア、ドアシル、レブカウンター、ヘッドレストには「GTS」のロゴを配置している。

日本仕様のカイエン GTSは「アダプティブクルーズコントロール」「レーンチェンジアシスト」「サラウンドビュー付パークアシスト」「コンフォートアクセス」など、日本以外の市場ではオプションとなる多くの装備を標準で搭載している。

【車両本体価格(税込)】

ポルシェ カイエン GTS:1682万円

ポルシェ カイエン GTSクーペ:1752万円

【問い合わせ】

ポルシェカスタマーケアセンター

TEL 0120-846-911

こんな記事も読まれています

全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
ベストカーWeb
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
AUTOSPORT web
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
ベストカーWeb
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
Auto Messe Web
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
乗りものニュース
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
AUTOSPORT web
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
くるまのニュース
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
AUTOSPORT web
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニ「ウラカンGT3 EVO2」を応援する「JLOC AMBASSADOR」を紹介…コスチュームはひと目で分かる大胆トリコローレカラー!
ランボルギーニ「ウラカンGT3 EVO2」を応援する「JLOC AMBASSADOR」を紹介…コスチュームはひと目で分かる大胆トリコローレカラー!
Auto Messe Web
フェルスタッペン「ラスベガスは今季を象徴するような週末」これまでとは異なる価値を実感/チャンピオン会見 (1)
フェルスタッペン「ラスベガスは今季を象徴するような週末」これまでとは異なる価値を実感/チャンピオン会見 (1)
AUTOSPORT web
「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り」フェルスタッペンも予想外の苦戦。転機はモンツァ/チャンピオン会見 (2)
「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り」フェルスタッペンも予想外の苦戦。転機はモンツァ/チャンピオン会見 (2)
AUTOSPORT web
「イライラが和らぐ」とドライバーも支持。IMSA、GTDプロ/GTDをめぐるルール変更を発表
「イライラが和らぐ」とドライバーも支持。IMSA、GTDプロ/GTDをめぐるルール変更を発表
AUTOSPORT web
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
くるまのニュース
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
AUTOSPORT web
ACコブラ、なぜ「大波乱」を呼んだ? 1960年代の伝説的スポーツカー 歴史アーカイブ
ACコブラ、なぜ「大波乱」を呼んだ? 1960年代の伝説的スポーツカー 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【今さら人には聞けないEV生活の基礎知識】充電スタンドの種類や探し方、電欠しない充電の仕方など、基本中の基本をお教えします
【今さら人には聞けないEV生活の基礎知識】充電スタンドの種類や探し方、電欠しない充電の仕方など、基本中の基本をお教えします
Auto Messe Web
ニッサンFEがシミュレーター大手のDynismaと提携。競争力向上を狙い特注の新型システムを導入へ
ニッサンFEがシミュレーター大手のDynismaと提携。競争力向上を狙い特注の新型システムを導入へ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

15件
  • こんな高性能なSUV、自称高級国産メーカーには作れないだろうね

    旧式V8エンジンを使い続けてクソつまらないハイブリッドを載せるのが関の山
  • 速いのは911持ってるしそれで十分

    SUVは家族乗るからパワー必要なし

    こう言うの欲しがる人って、マンション暮らしか1台しか持てない人なのかな

    ヤフコメの平均年収300万らしいからそもそも・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1230.01605.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.02190.0万円

中古車を検索
カイエンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1230.01605.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.02190.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村