9月6日~8日に北海道帯広市を拠点に開催された「全日本ラリー選手権」第7戦および「XCRスプリントカップ北海道」の第4戦「ラリー北海道」において、横浜ゴムの「アドバン」「ジオランダー」装着車がそれぞれ2クラス・計4クラスで優勝を果たした。
「全日本ラリー選手権」で優勝したのは、JN-3クラスの山本悠太選手/立久井和子選手組(Sammy K-one ルブロス YH 『GR86』)、JN-4クラスの内藤学武選手/大高徹也選手組(YH TEIN アーリット 『スイフト』)。
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両チームはグラベル(未舗装路)で高い戦闘力を発揮するよう設計したラリー・ダートトライアル用タイヤ「ADVAN A053(アドバン・エイ・ゼロゴーサン)」を装着して出場。ともに2023年の同クラスシリーズチャンピオンを獲得した両チームは、今年度の連覇を狙う。なお、最高峰クラスのJN-1に参戦した奴田原文雄選手/東駿吾選手組(ADVAN KTMS 『GRヤリス』ラリー2)は2戦連続で3位を獲得した。
「XCRスプリントカップ北海道」で優勝したのは、XC-1クラスの惣田政樹選手/猿川仁選手組(ジオランダーブラV・SF『ランドクルーザー』)、XC-2クラスの番場彬選手/梅本まどか選手組(CUSCO YHジオランダー 『ハイラックス』)。第3戦で優勝したXC-3クラスの塙郁夫選手/佐竹尚子選手組(岩手トヨタ GEOLANDAR 『ライズ』)は2位を獲得した。
横浜ゴムは5月発売の新商品で、オンロード性能とオフロード性能を高次元で両立したオールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T4(ジオランダー・エイティフォー)」および、よりアグレッシブなオフロード性能とデザインを実現したオールテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー・エックスエーティー)」の供給でサポート。番場選手は2022年と2023年に同クラスのシリーズチャンピオンを獲得しており、今年度3連覇を狙って参戦中だ。
「全日本ラリー選手権」は国内ラリー競技の最高峰シリーズで全国各地を舞台に全8戦開催され、「ラリー北海道」および前回の「ARKラリー・カムイ」はグラベルコース。「XCRスプリントカップ北海道」は北海道を舞台に全6戦にわたり、クロスカントリーカーやSUVで競うスプリントラリーとして開催される。なお「全日本ラリー選手権」第6戦、「XCRスプリントカップ北海道」の第3戦「ARKラリー・カムイ」ではそれぞれ3クラス、2クラスで横浜ゴムのタイヤ装着車が優勝している。
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