現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レクサスの斬新「和製スーパーカー」初公開! 美しいボディ×ハイスペックな「スポーツモデル」の市販化は? LFA後継な「Electrified Sport」とは

ここから本文です

レクサスの斬新「和製スーパーカー」初公開! 美しいボディ×ハイスペックな「スポーツモデル」の市販化は? LFA後継な「Electrified Sport」とは

掲載
レクサスの斬新「和製スーパーカー」初公開! 美しいボディ×ハイスペックな「スポーツモデル」の市販化は? LFA後継な「Electrified Sport」とは

■“レクサス秘伝のたれ”が盛り込まれる「Electrified Sport」とは

 レクサスを代表するスーパーカーと言えば「LFA」です。

【画像】 超カッコイイ! レクサス新型「和製スーパーカー」を画像で見る(61枚)

 そしてその後継機「LFA2」と言われているのが「Electrified Sport Concept(以下、エレクトリファイドスポーツ)」ですが、2021年のお披露目以降、現在でも世界各国で姿を表しています。

 和製スーパーカーといえば、トヨタ「2000GT」や日産「GT-R」、ホンダ「NSX」、そしてLFAが挙げられます。

 レクサスが誇るLFAは、レクサスから500台限定で2010年から2012年にかけて生産されたスーパーカーです。

 そのデザインは、フロントヘッドライトやリアエクステリア、とくにテールランプと一体デザインのメッシュグリルやセンター部に集中配置されたマフラーは、まさに和製スーパーカーと言える佇まい。

 リアには、速度に応じて格納する「アクティブリアウイング」を搭載することで、停車時はラグジュアリーな雰囲気、反対に高速走行時はGTマシンのようなアグレッシブな雰囲気と、異なるの顔を見せてくれます。

 さらにフロントのフレームにアルミ素材を活用することで、FR駆動のスポーツカーでありながら、前後重量配分48:52というMR駆動のモデルのような重量配分を実現。さらにカーボンを多様することで車両重量は1480kgと軽量に抑えられました。

 これにより、世界のスーパーカーに負けないのハンドリング性能やコーナリング性能を誇ります。

 搭載されるパワートレインには、最高出力560馬力、最大トルク48.9kgmを誇る4.8リッターV型10気筒エンジンを搭載し最高速は325km/hを記録します。

 このように伝説的なモデルとなるLFAは、現在もオークションで出品されると1億円はゆうに超える価格で取引されるほど注目度が高いです。

 一方のエレクトリファイドスポーツは、2021年12月にトヨタが開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で世界初公開。

 その際に豊田章男社長(当時)は「『LFA』の開発を通じて作り込んだ走りの味、いわば“レクサス秘伝のたれ”。それを継承する次世代のスポーツカーをBEVで開発いたします」と明言していました。

 そうした経緯もあるエレクトリファイドスポーツ。

 お披露目されてから現在までにイギリスの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」やアメリカの「モントレー・カー・ウィーク」、「上海モーターショー」など世界各国のイベントで展示されてきました。

 エレクトリファイドスポーツのデザインは、カリフォルニア州のデザイン施設「CALTY(キャルティ)」で作られました。

 流麗で美しいプロポーションと存在感のあるワイドで低く構えたスタンスを兼ね備えています。

 スポーツカーらしい流線形のボディに、切れ長のヘッドライトや大きめのグリル、ボンネットダクトを2つを設けています。

 さらにレクサス車に共通するL字のLEDクリアランスランプも採用されました。

 足元には、センターロック方式のホイールにピレリ P ZERO(305/30ZR21)を組み合わせており、その奥にはクリーンなEVの性能を示すかのように、青いブレーキキャリパーがアクセントになっています。

 さにハンドルと前輪の機械的な接続を無くしたステアバイワイヤシステムとして「ワンモーショングリップ」を採用。新たなドライビングが体験できることに加え、低速域での俊敏性や高速走行時の安定性も向上するとされています。

 パワートレインの詳細は明らかになっていないものの、走行性能は0-100km/h加速が2秒台前半と、LFAの3.6秒をしのぐ加速性能を持つと言います。

 また、全固体電池の採用を視野に入れ一充電航続距離は700kmを予定しているようです。

 さらに過去にはエレクトリファイドスポーツにBEV用のMT(マニュアルトランスミッション)を搭載する可能性も言及していました。

 駆動制御では電動パワートレインのダイナミックなポテンシャルを最適化する「DIRECT4」を搭載することも明らかになっています。

 なお過去にレクサスの渡辺剛プレジデントはエレクトリファイドスポーツについて、次のように語っていました。

「エレクトリファイドスポーツはBEVのスポーツコンセプトです。

 基本的にBEVは電池を沢山積まなければいけません。現在、そのバッテリーを積むスペースは、タイヤとタイヤの間の床面になり、そうすると背の低いクルマはすごく作りにくいんです。

 ですが、レクサスでは『こういうクルマも作れるレクサスになそうぜ!』というある意味チャレンジの象徴でもあります」

※ ※ ※

 なお最近では、2024年7月18日~28日に開催された「インドネシア国際オートショー」にて同市場で初公開しました。

 このように世界各国で今後電動化を加速させていくレクサスの象徴となるエレクトリファイドスポーツ。

 ユーザーからは「欲しい」「これは期待したい」など市販化が期待されており、今後のレクサス&エレクトリファイドスポーツの動きからも目が離せません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

タイトルを争うバニャイアがプラクティス首位、マルティン2番手。ヤマハ勢はそろってQ2進出/第19戦マレーシアGP
タイトルを争うバニャイアがプラクティス首位、マルティン2番手。ヤマハ勢はそろってQ2進出/第19戦マレーシアGP
AUTOSPORT web
いすゞが「2階建て“車中泊”専用車」を公開! ゴツゴツデザインに「めちゃ広い寝床&エアコン」搭載! ド迫力“鉄バンパー”も装備の「オフロード ED」フィリピンで披露
いすゞが「2階建て“車中泊”専用車」を公開! ゴツゴツデザインに「めちゃ広い寝床&エアコン」搭載! ド迫力“鉄バンパー”も装備の「オフロード ED」フィリピンで披露
くるまのニュース
小さくたって立派なスポーツ! マニュアルトランスミッションで手軽に楽しめるギア付き「原付バイク」3選
小さくたって立派なスポーツ! マニュアルトランスミッションで手軽に楽しめるギア付き「原付バイク」3選
VAGUE
スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化
スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化
レスポンス
大量輸送可能な「フルトレーラー」はなんと全長25m! 大型+けん引免許を「もってるだけ」じゃ運転できないシロモノだった
大量輸送可能な「フルトレーラー」はなんと全長25m! 大型+けん引免許を「もってるだけ」じゃ運転できないシロモノだった
WEB CARTOP
カワサキW230ついに11月20日発売!空冷単気筒をライトな車体に搭載した待望のネオクラシック軽二輪は価格64万3500円
カワサキW230ついに11月20日発売!空冷単気筒をライトな車体に搭載した待望のネオクラシック軽二輪は価格64万3500円
モーサイ
ホンダ スーパーカブ50・ファイナルエディションが受注期間限定で発売!50ccカブはこれで生産終了に
ホンダ スーパーカブ50・ファイナルエディションが受注期間限定で発売!50ccカブはこれで生産終了に
モーサイ
フォーミュラEプレシーズンテストが豪雨被害により中止に。代替サーキットと日程が決定
フォーミュラEプレシーズンテストが豪雨被害により中止に。代替サーキットと日程が決定
AUTOSPORT web
SUBARU BRZ R&D SPORTが修復されスーパーGT第8戦もてぎに。ブレーキのトラブルも対策
SUBARU BRZ R&D SPORTが修復されスーパーGT第8戦もてぎに。ブレーキのトラブルも対策
AUTOSPORT web
HKSが「東京オートサロン・クアラルンプール2024」にコンセプトカーを展示、車両販売事業の本格化へ
HKSが「東京オートサロン・クアラルンプール2024」にコンセプトカーを展示、車両販売事業の本格化へ
レスポンス
雨量が1ミリ増えただけで変わる……激化するタイヤ戦争の中、3年ぶりPPの64号車Modulo&ダンロップ「コンディションにマッチした」
雨量が1ミリ増えただけで変わる……激化するタイヤ戦争の中、3年ぶりPPの64号車Modulo&ダンロップ「コンディションにマッチした」
motorsport.com 日本版
WECトヨタ、逆転タイトル獲得に向け”総合力”で勝負。タイヤマネジメントが勝負を左右する鍵に
WECトヨタ、逆転タイトル獲得に向け”総合力”で勝負。タイヤマネジメントが勝負を左右する鍵に
motorsport.com 日本版
【MotoGP】バニャイヤ、痛恨スプリントノーポイント「路面のバンプに当たって転んでしまった」決勝はマルケス&バスティアニーニの介入も期待|マレーシアGP
【MotoGP】バニャイヤ、痛恨スプリントノーポイント「路面のバンプに当たって転んでしまった」決勝はマルケス&バスティアニーニの介入も期待|マレーシアGP
motorsport.com 日本版
カワサキ、『Z900』と『Z900 SE』の新型モデルを海外で発表。国内でも導入に向け調整中
カワサキ、『Z900』と『Z900 SE』の新型モデルを海外で発表。国内でも導入に向け調整中
AUTOSPORT web
日野が新型「凄い“Z”」を発表! 340馬力で超画期的「静音仕様」が凄い! 全長10m超え「70人乗り&段差なし」の新型「ブルーリボン Z EV」発売
日野が新型「凄い“Z”」を発表! 340馬力で超画期的「静音仕様」が凄い! 全長10m超え「70人乗り&段差なし」の新型「ブルーリボン Z EV」発売
くるまのニュース
ホンダ『スーパーカブ』、ハローキティ50周年記念車が期間限定で登場…33万円から
ホンダ『スーパーカブ』、ハローキティ50周年記念車が期間限定で登場…33万円から
レスポンス
BMWジャパン、日本人画家が手掛けたアートカーを麻布台ヒルズに展示 ベース車はE34型「535i」
BMWジャパン、日本人画家が手掛けたアートカーを麻布台ヒルズに展示 ベース車はE34型「535i」
日刊自動車新聞
[DSP大全]理想のサウンドを追求したいのなら「単体DSP」に要注目!
[DSP大全]理想のサウンドを追求したいのなら「単体DSP」に要注目!
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3750.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
LFAの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3750.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村