■トヨタのロングセラー商用車として知られるプロボックス/サクシード
普段、街を走るクルマは必ずしも乗用車ばかりではなく、一定の割合を商用車が占めています。そういったクルマを見ると、車高を高くとっている商用車がある一方で、背の低いワゴンタイプの商用車も存在します。
なかでも、ロングセラーモデルとなっているのがトヨタ「プロボックス」と兄弟車の「サクシード」ですが、いったいどんなクルマなのでしょうか。
プロボックスとサクシードは、トヨタの商用車ラインナップのなかでは、ステーションワゴンタイプのライトバンに属するクルマです。
2002年に初代モデルが発売され、その後2014年のマイナーチェンジや2018年のハイブリッド仕様の追加を経て、2019年時点で17年間も販売され続けています。
ボディサイズは、全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm(2WD車)。2002年時点ではプロボックスとサクシードでサイズに違いがあったものの、2014年のマイナーチェンジで統一されました。
プロボックスとサクシードの特徴としては、経済性の高さや荷室の使い勝手など、商用車に求められる要件が発売以来徹底的に追求され続けてきたことが挙げられます。
搭載されるエンジンは、1.3リッター直列4気筒と1.5リッター直列4気筒、そして1.5リッター + ハイブリッドの3種類から選択することができます(サクシードは1.3リッターエンジンの設定なし)。
商用車としては珍しいハイブリッド車では、WLTCモード燃費22.6km/Lという低燃費を実現しました。
積載性を見ると、A4コピー用紙箱だと89個を積載可能。荷室の形状にも配慮されていて、1800mm×900mmのコンパネも平積みすることができます。
利便性の追求は荷室だけにとどまらず、運転席周辺の装備に関しても、スマートフォンの固定ができるマルチホルダーや、1L紙パックも収められるドリンクホルダー機能付きセンタートレイ、さらにA4サイズのノートパソコンやお弁当も置くことができるインパネテーブルなどが装備されています。
また、長時間の運転でも体への負担を抑えるため、フロントシートの形状が配慮されている点も特徴です。
17年間もビジネスマンから支持を得てきた商用車だけあり、各種装備や性能に関して至れり尽くせりなものになっているといえるでしょう。
■マツダ版プロボックスが存在!? どんなクルマ?
このクラスの商用車には、プロボックス/サクシードのライバルとなるクルマも存在します。
日産「NV150 AD」は、現行型の4代目モデルが2006年に発売された、同じくライトバンタイプの商用車です。
2006年の発売当初は「AD/ADエキスパート」という車種名で販売されていましたが、2016年のマイナーチェンジで車種名がNV150 ADに変更されました。
NV150 ADのボディサイズは全長4395mm×全幅1695mm×全高1500mm(2WD車)で、搭載されるエンジンは2WD車が1.5リッター直列4気筒のみ、4WD車は1.6リッター直列4気筒のみです。
積載性の高さにおいても、プロボックス/サクシードに引けをとらないスペックとなっており、A4コピー用紙箱は91個積載可能です。また、運転席周りにもペンホルダーやカードホルダーなど便利な装備が採用されています。
また、トヨタのプロボックス/サクシードはマツダにOEM供給されていて、「ファミリアバン」という車種名で販売されています。
1.5リッター直列4気筒エンジンのみのラインナップとなっているものの、使い勝手や収納などそのほかの面においてはプロボックス/サクシードと同等の性能となっています。
※ ※ ※
商用車は街で見かける機会も多いものの、一般ユーザーが自身で購入するという機会が少ないことから、あまり印象に残りにくいジャンルのクルマといえます。
しかし違いを探すと車種ごとの性能差も見つけることができ、意外にも奥の深い世界が広がっているといえるでしょう。
社用車がライトバンだった、という人も、商用車ごとの特徴を探してみると、新たな発見があるかもしれません。
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