もくじ
ー 2400カ所を変更
ー 安全装備も充実化
ー 若干の値上がりか
2400カ所を変更
三菱は1トン積載のピックアップ、L200の最新型をタイで発表した。デザインや安全装備などを含む2400カ所に変更が加えられているとのことだ。
4代目の登場から3年が経過するのに合わせてのフェイスリフトだ。L200は初代の登場から40周年を数える。タイを含むアジア市場にトリトンとして最初に投入され、その後世界150カ国で発売される。英国での発売は来年夏の終わりごろとされている。
三菱は「Drive for growth」という戦略のもと、2020年末までに11車種の新型車または改良版を投入する計画だ。これはルノー日産連合に買収されたことを受けてのものだ。
三菱のCOO、トレヴァー・マンによれば、L200への変更は「著しく」、通常のモデルライフ中盤のアップデートの範疇を超えているという。変更内容について「このモデルらしさを増強する」ものだとのことだ。
安全装備も充実化
フロントグリルには三菱の特徴的な「ダイナミック・シールド」とよばれるコンセプトを採用したほか、ヘッドライトの改良により道路上での存在感を向上させている。ホイールアーチが拡大され、バンパーやテールライト、インテリアなども変更された。
これらの詳細はツイッター上の動画で確認できる。
A quick (and wobbly) video tour of the new Mitsubishi L200 pick-up. Story here: https://t.co/jHYUCHzjE5 pic.twitter.com/Xfb2kCrUoM
— Autocar (@autocar) 2018年11月9日
プライベートユーザーおよびビジネスユーザーの両方にアピールする角ばったデザインを採用している。これは三菱の「技術に裏付けられたタフさ」というスローガンを体現するものだ。
英国での仕様について確定はしていないものの、2種類の4WDシステムに複数のドライブモードが組み合わされるようだ。グラベル、雪、砂地、岩場などに合わせてエンジンパワー、トランスミッション、ブレーキなどが制御される。標準では5速MTが搭載されるが、オプションで6速ATを選択することも可能だ。
前方、側方、後方などを監視する一連の運転支援装備が搭載される。さらに、大型のフロントブレーキやダンパーなどの改善によるパフォーマンスの向上も期待される。
若干の値上がりか
L200はアウトランダーPHEVなどと並び、英国で最も売れている三菱車のひとつだ。三菱は英国仕様についてパワートレインなども含め詳細を明かしていない。現行モデルでは2.4ℓディーゼルのみが設定されている。
L200にはシングル、クラブ、ダブルキャブの仕様が用意される。ただし、シングルキャブ仕様は欧州や英国での需要の低さゆえ設定されない見込みだ。
英国における価格も発表されていないが、安全装備などの充実により現行モデルよりは値上がりする可能性が高い。現行モデルはシングルキャブのエントリーモデルでは1万9505ポンド(285万円)から、クラブキャブでは2万655ポンド(302万円)からとなっている。
現行モデルのうち、英国での販売の大部分を占める上級の「バーバリアン」のダブルキャブは2万6980ポンド(395万円)からだ。
L200の生産は引き続き三菱タイ・バンコク南方に構える生産拠点で行われる。
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