ボディカラーにも新色追加
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】流麗なスタイルの4ドアクーペ【新型CLSを現行モデルやEクラスなどと写真で比較】 全122枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
メルセデス・ベンツのCLSが一部改良を受け、スタイリングのアップグレード、新しいマイルド・ハイブリッド・パワートレイン、そして最高出力435psを誇るAMGのCLS 53 4マチック+の限定モデルが追加された。
この4ドアクーペは昨年、運転支援システムやインフォテインメント・システムのアップデートを行ったため、今回のフェイスリフトではグリルやバンパーなど、デザイン面の変更が中心となっている。
例えば、エントリーモデルの「アバンギャルド」では、フロントバンパーのデザインが変更され、コントラストの効いたクロームのスプリッターが装着された。リアにはブラックのディフューザー・インサートが採用されている。一方、パフォーマンスを重視したAMGラインでは、専用のエアインテーク、ブラックのトリムディテール、リップスポイラーを装備している。
また、新デザインの19インチホイールが全車に用意されているほか、大径の20インチホイールには新色のペイントが可能だ。また、ボディカラーの新色として、スペクトラル・ブルー・メタリックが追加された。
レーシーな300台限定モデルも
インテリアでは、多数のトリムオプションが設定され、レザーや新デザインのステアリングホイールを追加。センターコンソールはウッド仕上げが選択でき、レザーシートには新しいカラーオプションが導入されている。
300dと名付けられたモデルでは、最高出力251psの2.0L 4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力20psの48Vスターター・ジェネレーターを内蔵している。CO2排出量は144~153g/km、燃費は20.7~21.8km/lとなる。0-100km/h加速は6.4秒で、最高速度は250km/hに達する。
CLS 53では、AMGのグリルとバンパーのデザインが変更されたほか、2つのナイト・パッケージオプションが追加された。
また、300台限定のリミテッド・エディションでは、レーシング・ストライプ、5スポットのアロイホイール、ハイグロスブラックのエクステリア・エレメント、AMGダイナミック・プラス・パッケージを標準装備している。ボディカラーはホワイトとグレーの2色のみで、ブラックの5スポークアロイホイールを履く。
アップデートされたCLSの価格は約6万ポンド(906万円)からで、英国での納車は7月から開始される予定だ。
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