7月18日、ハースF1チームはケビン・マグヌッセンが今季限りでチームを離脱すると発表した。それに際し、小松礼雄チーム代表もコメントを寄せた。
マグヌッセンは、チームを創設初期から支えてきた者の一人である。彼はチーム創設2年目の2017年シーズンから加わり、2018年シーズンには2度の5位を含む11回の入賞を記録してランキング9位を獲得。ハースの歴代最上位であるコンストラクターズランキング5位獲得にも大いに貢献した。
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今季はその当時の勢いを取り戻しつつあるハースだが、マグヌッセン自身はここまで2度の入賞にとどまるなど苦戦。チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグには差をつけられている。またマグヌッセンはペナルティ覚悟でヒュルケンベルグを援護するチームプレーを見せる場面もあったが、度重なる接触などでペナルティポイントが出場停止寸前の危険水域まで溜まってしまい、それが批判にも繋がった。
小松代表は、計7シーズンにわたってチームに所属したマグヌッセンに感謝の気持ちを述べると共に、今後も何らかの形で繋がりを持つことができればと述べた。
「ケビンがコース内外を問わず、チームにもたらしてくれた全てのものに感謝したいです。彼はまさに、我々のドライバーラインアップの基盤であり続けました」
「誰よりも我々のためにレースをしてくれて、ハイライトとなるような思い出深いレースもいくつかありました。ケビンがチームに再び加わった最初のレースである2022年バーレーンGPでの5位は特筆すべきものでした。あの週末、彼はF1マシンをドライブすることになるとは思っていなかったでしょうが、素晴らしいパフォーマンスでチームに力を与え、自身のドライビングの才能を再び示しました」
「今年はまだ多くのレースが残っているので、ケビンと共に何を成し遂げられるのかが楽しみです。それ以上に、チームはケビンと特別な関係にあるので、何らかの形で引き続き一緒に仕事ができる道を見つけられればと思っています」
「近いうちにそういったことを明確にできればと思います。彼のF1での豊富な経験、我々のオペレーションに関する知識は、我々の成長と発展にとって間違いなく価値があります」
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