●文:月刊自家用車編集部
Cピラーに付けられたバッジやエンブレム、実はただの〝飾り〟じゃなかった件
シビック:モデル概要
シビックはホンダのロングセラーモデル。初代は1972年に登場し、現行のモデルで11代目となる。ボディタイプは5ドアハッチバックで、広いキャビン空間とクラストップレベルの荷室容量が確保されている。また、基本性能の高さから、走りを楽しめる「RS(ロードセーリング)」と徹底的な速さを追求した「タイプR」が派生モデルとしてラインナップされている。
パワートレーンは、2.0Lエンジンに走行用と発電用モーターを組み合わせたe:HEV、1.5Lターボエンジンのガソリンモデルが用意される。駆動方式は全タイプFFのみ。
シビック:スタイリング&パッケージ
低重心・直線基調のプロポーションで、クーペのような美しい流れるフォルムとなっている。キャビン空間をしっかりと確保しながらも、上下に薄いフロントマスクやリヤコンビネーションライトの低いレイアウトなどから、エクステリアのスポーティな印象はRSやタイプRでなくともかなり強い。
―― 【HONDA シビック e:HEV EX (2024年9月モデル)】 ●全長×全幅×全高(mm):4560×1800×1415 ●ホイールベース(mm):2735●車両重量(kg):1490●乗車定員:5名 ●パワーユニット:1993cc直4DOHC(141ps/18.6kgf・m)+モーター(135kW/32.1N・m) ●トランスミッション:電気式CVT ●WLTCモード総合燃費:24.2km/L ●ブレーキ:油圧式ベンチレーテッドディスク(F)/油圧式ディスク(R) ●サスペンション:マクファーソン式(F)/マルチリンク式(R) ●タイヤ:235/40ZR18
シビック:インパネ内装&シート
無駄なものをそぎ落としたシンプルで水平基調のインパネデザイン。フロントガラスも大きく開けた視界を確保してくれるため、酔いにくく、運転もストレスフリーだ。また、全グレードに運転席&助手席のシートヒーターが標準装備される。後席は、先代よりもホイールベースを35mm延長し、前席との距離を35mm拡大したことにより、高い居住性が確保されている。
後席シートは可倒式となっており、買い物などの普段使いから、ゴルフバッグなどの大きな荷物も積載可能。使い勝手のよい荷室空間となっている。
シビック:パワートレーン
パワートレーンはe:HEVとガソリンの2タイプ設定。e:HEVは2.0Lエンジンに走行用と発電用のモーターを組み合わせ、静かでスムーズな走り出しと力強い加速が高い次元で両立されている。WLTC総合燃費も24.2km/Lとガソリンモデルよりも10km/L弱高い。
―― e:HEVモデル
ガソリンモデルは、1.5L VTECターボエンジンを搭載。ターボエンジンながらも高回転まで回り、リニアな加速フィールが実現されている。エンジンサウンドとの一体感もドライバーの気分を高揚させる。
―― ガソリンモデル
シビック:モデル変遷
◆【2021年8月:初期型】11代目となるハッチバックスタイルの新型シビック登場
2021年6月に世界初公開をした新型シビックが登場。セダンタイプはラインナップされず、5ドアハッチバックのみ。パワートレーンもガソリンのみの設定。月間販売計画台数は1000台。
◆【2022年6月:一部改良】e:HEVモデルを追加
2021年に発売されたモデルの基本性能はそのままに、新開発の2.0L直噴エンジンとハイブリッドユニットを組み合わせたスポーツe:HEVを搭載。e:HEV特有の高い走行性能と燃費性能を手に入れた。月間販売計画台数は300台。
◆【2024年9月:最新型】フロントフェイスのデザイン変更と軽快な走りを楽しめるRS(ロードセーリング)を設定
2021年に発売した11代目シビックのフロントフェイスをさらに精悍にするデザイン変更を実施。さらに、軽快な走りとクルマを操る楽しさを感じられるRSグレードを追加。RSグレードは、1.5L VTECターボエンジンに6速MTのみの設定となった。月間販売計画台数は500台。
―― シビックRS
―― ●シビック グレードバリエーション&価格パワートレーングレード【トランスミッション】価格【FF】1993cc直4 DOHC(141ps/18.6kgf・m)+モーター(135kW/32.1N・m)e:HEV LX 【CVT】399万8500円e:HEV EX【CVT】430万7600円1496cc直4DOHCターボ(182PS/24.5kgf・m)LX【CVT】344万8500円EX【CVT/6MT】379万8300円RS 【6MT】419万8700円
シビック:最新値引き&納期情報(2024年9月現在)
車両本体目標値引き額:15万円
納期の目安:1~4か月
リセール予想:C+
9月のマイナーチェンジにより、値引きが厳しめに。基本は5万円という販売店が多いが、上乗せは可能。レヴォーグを競合に出しながら、最終的には経営の違うホンダ販売店同士の争いに。付属品含めて20万円前後が取れれば特上クラス。
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みんなのコメント
カッコ良くて、手頃なサイズで装備も充実して使い勝手がよくMTも選べるって他に無いですね。
最高の一台だと思います。
燃費が悪化w
先代CVT 市街地11.5 郊外17.3 高速19.3
FL1CVT 市街地11.1郊外16.4高速18.5
先代MT 市街地12.5 郊外16.8 高速18.6
RS 市街地11.3郊外15.6高速17.8
シビックは182馬力トルク24.5kgf・mで先代CR-Vも同じ1.5ターボがあったがレギュラー仕様なのに190馬力トルク24.5kgf・mで、ハイオク仕様のシビックよりも馬力が上。
それだけでなくFK7の最大トルク発生回転数がMT(1900~5000rpm) CVT(1700~5500rpm) に対しFL1は(1700~4500rpm) とトルクバンドは狭くなっている。
排出ガスも75%低減から50%に下がってるし爽快シビックどころか不快(腐改)シビックだw
先代には無いVTEC機構を追加し普通は出力や燃費が向上するが逆に退化。
価格は上がってるけどw