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ロードスター軽井沢ミーティング2019 1000台以上が集まる 30周年記念車の展示も

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ロードスター軽井沢ミーティング2019 1000台以上が集まる 30周年記念車の展示も

軽井沢がロードスターで埋め尽くされる日

ロードスターのファンミーティングである「軽井沢ミーティング」が、2019年5月25日(土)~26日(日)に開催された。今や初夏の軽井沢をロードスターで埋め尽くされる光景も風物詩となった。イベント自体は、コマ地図ラリーとウェルカムパーティが行われる土曜日と、ミーティングとなる日曜日の2日間に渡り行われた。

『ロードスター軽井沢ミーティング2019』すべての画像をみる

会場となる軽井沢プリンススキー場駐車場には、約1000台分のスペースが確保されているが、年々参加台数が増加。近隣への配慮もあり、昨年より愛車での参加は事前抽選制となったものの、それでも全国各地から歴代ロードスター1044台が集結。会場は今年も一面、歴代ロードスターによって彩られた。


ファンとマツダを結ぶイベント

同イベントは、ファン同士だけでなく、ファンとマツダのロードスター関係者との交流の場ともなっている。今年もロードスター開発チームやNAレストア・プロジェクトのメンバーたちがゲストとして参加した。

毎年、会場ではマツダからのサプライズがある。今年はふたつの大きなトピックがあった。ひとつは、30周年を記念して世界限定3000台が販売される「ロードスター30周年記念車」のRFモデルを展示だ。日本では、4月の自動車イベント「オートモビルカウンシル2019」で、ソフトトップ仕様が日本初公開されたが、同時にマツダ・ブランド・スペース大阪では、RF仕様の30周年記念車がお披露目され、その後展示が行われていた。その車両を軽井沢に持ち込んだのだ。そのレーシング・オレンジを纏った記念車は、ロードスター・ファンの心を鷲掴みにしていた。

もうひとつは、開発主査の交代だ。NDロードスターは、現在、NAレストア事業などを担当するロードスター・アンバサダーの山本修弘氏からチーフデザイナーの中山 雅 氏が2016年にそのバトンを受け継いでいたが、中山氏がマツダ・デザイン全体を統括するためにデザイン本部へと戻ることになり、NBから開発に携わってきた技術者の斎藤 茂樹氏が新しい主査となった。斎藤氏は、まずはND型ロードスターを熟成に努力していきたいとし、さらに自身のロードスターへの想いなども語った。斎藤氏は、新生代マツダの走りの構築にも大きく携わってきた人物なので、今後ロードスターに、どのような磨きをかけるのか注目される。

このほかにも、NAのレストア事業及び部品復刻の最新情報や、マツダOBによる今だからこそ語れる開発秘話など楽しく興味深いトークショーが展開された。


若いファンも多数参加

会場を見渡してみると、若者が多いことに気が付いた。彼らの多くは、自分なりのカスタマイズを加えたロードスターに乗ってきていた。若者は、クルマに関心が薄いと言われているが、少なくともここはステレオ的なイメージとは無関係だ。彼ら自身にフィットしたロードスター・ライフを楽しんでいるようであった。

今も老若男女を問わず、幅広い人々に愛されつづけるロードスター。将来的にロードスターが、どのように進化を果たしていくのか、それはわからない。ただ多くの人が、ロードスターを通して交流やカーライフを満喫する姿は、これからも変ることはないだろう。少数かもしれないが、若いクルマ好きもしっかりと育っている。そんな希望を見いだせたアットホームなイベントであった。

30枚の写真でみる詳細レポートは、記事下の「すべての画像をみる」で公開中。

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