1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダXL ディグリー1991年4 月
セローに対抗するフレンドリーなオフロードモデルとして登場。エンジンはAX-1ベースでNSシリンダーを採用する水冷DOHC4バルブで、セルスターターを装備。乾燥119kgの車体と、足着き性の良さもあって、ビギナーでもオフロードで軽快な走りを楽しめることが好評だった。
スズキ GSX250S カタナ 1991年 5月
熱狂的なファンの多いGSX1100Sカタナのデザインを、フレームの形状なども含めてそっくりそのまま見事に250ccのサイズにスケールダウンして、カタナ独特のスタイルを忠実に再現してみせた個性派モデル。エンジンはGSX-R250をベースにしたものを搭載していた。
スズキ グース350 1991年12月
海外向けオフロードモデル・DR350用をベースとする油冷シングルエンジンを、パイプトラス部とアルミ製ハンガープレートで構成される独特のフレームにマウント。さらに倒立フロントフォークを装着し、キビキビとした切れ味の鋭い走りを実現した、スーパーシングルと呼ぶにふさわしい1台。
ホンダ CRM250R 1991年 3月
CRシリーズのフィードバックでエンジン、フレーム、足まわりまで徹底改良。パワー/トルクともに大幅に向上、1~4速のギア比もクロス化されている。
カワサキ ZXR750R 1991年 3月
ストリート向けの750が正立フォークなのに対し、スーパーバイクレースに向けたレース用ベースモデルの750Rは倒立フォーク、さらに高性能FVKDキャブを搭載。
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※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)
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