EVは従来車と比べて航続距離こそ短いが、静穏性と小回り性能に優れる。プジョー『e-208』がインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、次世代コミューターとしての期待値は高い。
走行性能が飛躍的に向上!
アウディがEVスポーツ「e-tron GT」をオンラインで公開
日産自動車『リーフ NISMO』
車両本体価格429万4400円~
2017年に大刷新。電動パワートレーンならではのシームレスで力強い加速、低重心を生かした軽快なハンドリング、e-Pedalなどの革新技術を併せ持つ『リーフ』に、ピュアスポーツのスタイルとパフォーマンスを注入。
【SPEC】
全長×全幅×全高:4510×1790×1570mm ホイールベース:2700mm 車両重量:1520kg
最高出力:110kW 最大トルク:320Nm 最大航続距離:281km バッテリー総容量:40kWh
〈ココに注目!〉
シートは高いホールド性能を誇るNISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(ヒーター付き)をオプションに設定。
コンパクトカーの基準を塗り替える
プジョー『e-208』
車両本体価格398万9000円~
プジョーを代表するガソリンエンジン車『208』と同一のボディーを使用。2.6L NAガソリンエンジン相当の最大トルクをゼロ発進から発生させる、強力なモーターを搭載するため、力強く軽快な走りを披露する。
【SPEC】
全長×全幅×全高:4305×1770×1550mm ホイールベース:2610mm 車両重量:1580kg
最高出力:100kW 最大トルク:260Nm 最大航続距離:380km バッテリー総容量:50kWh
〈ココに注目!〉
床下に搭載したバッテリー容量は50kWh。CHAdeMO規格の急速充電器に対応しており、50分で容量0~約80%まで充電できる。
2022年中に一般販売を予定!
トヨタ『C+pod』
車両本体価格165万円~
2020年の道路運送車両法改正に伴い、2人乗りの超小型EVの一般販売がスタートする。ボディーサイズは既存のミニカー規格と同一で、街中でも優れた取り回し性を実現。なお、最高速度は60km/hまでと規定されている。
【SPEC】
全長×全幅×全高:2490×1290×1550mm ホイールベース:1780mm 車両重量:780kg~
最高出力:9.2kW 最大トルク:56Nm 最大航続距離:150km バッテリー総容量:9.06 kWh
〈ココに注目!〉
AC200V・AC100V兼用の付属の充電ケーブルで、自宅でも外出先でも充電可能。停電や災害時などに役立つ外部給電機能を標準装備する。
「電欠の不安」が第1位!EVユーザーが抱えている悩みは?
EVを手に入れたカーユーザーたちは、どのような悩みを抱えているのだろうか? 電気自動車普及のための充電サービスを行なうプラゴが発表した調査結果を見てみよう。
■ ユーザーはEV第2世代がメイン
783名のアンケート回答者の半数以上が30~40代、10~20代も10%を占め、全体的に40代以下が6割を占める結果となった。
「あなたがのっている電気自動車は、以下のどれですか?」と質問したところ、純電気自動車ユーザーが7割を占める結果となった。
■ ガソリン車併用でも「電欠」に不安
EVユーザーの6割がガソリン車も保有する複数所有。「電欠の不安」は電気自動車のみ保有のグループでは38%なのに対し、ガソリン車とEVの複数所有のグループは63%と上回り、ガソリン車とEVの併用でも電欠の不安は解決されないことが明らかになった。
■ 今後の期待
「次に車を買い替えるとしたら、どんな車にしたいですか?」と聞いたところ、充電インフラの整備について強い要望はあるものの、97%以上が「EV・PHV車に乗り続けたい」と回答。EVの利用を次世代につながる継続的な取り組みと考えていることがわかった。
取材・文/編集部
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年12月20日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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