■イチ番安いMT車を探せ!車両価格「1円」も存在?
いまでも根強い人気のあるMT車は、中古車市場でできるだけ安く手に入れようとすると、いったいいくらから手に入れられるのでしょうか。
【画像】これが「1円」で買えるの? その見た目がコレです!(20枚)
AT/CVT車が全盛となっている昨今でも、クルマを操る楽しさが魅力のMT車は一部のユーザーに根強い人気を持っています。
一方、自分以外が運転する可能性を考えると、MT車をファーストカーとしてしまうことについて、ためらう人もいます。
そのため、MT車はセカンドカーとしてあくまで「趣味のクルマ」として保有するユーザーも少なくないと言います。
しかし、物価高騰が進む昨今では趣味に費やせるお金を絞らざるを得ません。
そのなかで「どうしてもMT車に乗りたい!」というユーザーは、中古車市場からできるだけ価格の安いMT車を探すのが最適解となります。
では、2023年8月中旬時点において中古車市場で安価なMT車を探そうとすると、どのような選択肢があるのでしょうか。
中古車情報サイトに掲載されている中古車を調べてみると、本体価格が最も安いMT車は2000年式のスズキ「ジムニー」でした。
その価格はなんと「1円」。
考えられる限りの最安値ですが、走行距離は14万kmを超えているうえ、修復歴もあるなど程度はそれなりです。
また、諸費用を含めた支払総額は33万円と意外と跳ね上がります。
支払総額も含めた最安値は、本体価格111円、支払総額10万2000円のスバル「R2」のようです。
2006年式で走行距離約6万kmかつ修復歴なしというこの個体は、シンプルな5MTと4WDが組み合わされており、雪の降る地域でも活躍しそうです。
そのほか支払総額が10万円台の個体はいくつか見られますが、そのほとんどは軽自動車であり、さらにそのうちの大部分を軽トラックが占めています。
これらもMT車であることには違いはありませんが、ユーザーによって好みの分かれるところです。
軽自動車と軽商用車を除外したうえで検索すると、2008年式のマツダ「デミオ」が最も安く、本体価格9万円、支払総額16万円となっています。
走る喜びを重視するマツダは、これまで多くのモデルにMT車を設定してきました。そのため、中古車市場でも比較的多くのMT車が存在しているようです。
このデミオ以外では、近い年式のスズキ「スイフト」や日産「マーチ」などのMT車の在庫を多く見ることができます。
また、ミニ「ミニ」やプジョー「207」、ルノー「ルーテシア」といった輸入コンパクトカーの姿も見られます。
ただ、いずれも諸費用がやや割高であり、支払総額は30万円程度を見込んでおく必要がありそうです。
■スポーツカーのMTが欲しい! どんな選択肢がある? 逆にいまイチバン高い中古のMT車は?
ただ、この価格帯ではいわゆるスポーツカーのMT車を見つけることは難しそうです。
たとえば、マツダ「ロードスター」や「RX-8」、ホンダ「CR-Z」は比較的安価に手に入りやすいMT車のスポーツカーですが、本体価格は少なくとも30万円を超えてしまいます。
トヨタ「86」/スバル「BRZ」、日産「フェアレディZ」などになると60万円以上の車両価格を覚悟しておかなければならず、メンテナンス費用も含めた諸費用、カスタムなども考えると結局それなりの予算が必要となります。
これらの結果から、「とにかく安いMTがいい!」ということであれば、軽自動車や軽トラックのMT仕様を諸費用含めて10万円台で手に入れるのが最適解となりそうです。
ただ、「MTのスポーツカーがほしい!」ということであれば、少なくとも50万円以上、人気の車種なら少なくとも60万円、70万円以上を見込んでおかなければならないようです。
※ ※ ※
では、反対に「中古車市場で最も高いMT車」を調べるとどのような結果となるのでしょうか。
2023年8月現在、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェといったそうそうたるブランドの名車をおさえてトップに君臨しているのは、日産「スカイラインGT-R」でした。
2002年式の「VスペックII ニュル」で、なおかつ走行距離がわずか7000km程度というこの個体は、6985万円という驚きの車両価格が掲げられています。
この個体以外にも数千万円クラスのスカイラインGT-Rが複数掲載されており、国産MT車の世界も、まさに「ピンキリ」であることがわかります。
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みんなのコメント
そりゃ支払総額表示義務化になるよなぁ
これも中古車業界の闇だよな