いつもオートスポーツwebをご覧いただきありがとうございます。編集部のカワノでございます。2023年F1日本GP鈴鹿パドック通信、最終回となる第4回は、決勝日の模様をお届けいたします。
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F1スタッフも驚嘆。夜を迎えても鈴鹿の賑わいは止まらない【F1日本GP鈴鹿パドック通信/第3回】
ついに決勝日当日です。朝パドック入りして最初に向かったのはセンターハウス横のフードセクション。
パドック内に『ドミニクドゥーセの店』さん、焼き鳥屋さん、たこ焼き屋さんがご出展。F1のスタッフ、各チームのメンバーやゲスト、そして我々メディアにまで(感涙)、各フードを提供してくださりました。写真は『ドミニクドゥーセの店』さんのスイーツです。F1のスタッフが結構リピートしていた印象です。
ワタクシはランチ用にこちらをいただきました。評判どおりの美味っぷりでお腹も満足。今度はお店にも行きたいですね!
こちらは朝8時30分のGPスクエアの端、パドックへの道路沿いですね。サーキット入りするドライバーの顔を一目見ようという方が集まっております。ちなみに、走りぬけるクルマすべてに手を振っておられる方もいらっしゃて、ワタクシたちが乗るシャトルバスにも手を振る方も。F1ドライバーさんじゃなくてごめんなさいと思うと同時に、勝手にエネルギーと言いますか、元気を分けていただいた気分になったりしました。
そしてGPスクエアは中央付近は自然発生したF1ファンの集いがちらほら。ハイネケン片手に団結しておられました(混ざりたい)。
ステージ前はどえらい状況です。本当にすごい。
GPスクエアの熱気、みなさんのF1愛をもっと見ておきたいと思いつつも、諸々が諸々なのでパドックへ帰還。ちょうどホンダレーシングスクール鈴鹿のフォーミュラクラスに来季より導入される新型教習車のデモ走行中でございました。佐藤琢磨HRSプリンシパルとFIA F2の岩佐歩夢選手、HRS受講生たちの計6台が走行。ヘイロー付きで安全性も高まってます。
こちらは今年の日本GPを大いに盛り上げてくれたミディアムタイヤさん。まだ決勝前なのでタイヤウォーマーでぬくぬくしてますね。
そんなこんなで決勝が終了。車検を終えた各マシンがガレージまで運ばれます。
2度目の母国GPだった角田裕毅選手は入賞ならず。その悔しさを跳ね除ける走りに期待しましょう!
こちらはパルクフェルメから出てきた直後のローソン選手。かなり厳しい表情を浮かべていました。チームメイトに勝るも、レースペースに苦しんでいましたからねぇ。
決勝レースは終わりましたが各チーム、そしてF1にとってはここから撤収作業が本格化。お片付け済むまでが日本GPです。
各備品を整理整頓し、木箱やら航空便用のコンテナにぶち込んでまいります。
ホスピテントの間にドライアイスの山が。マシン冷却用かは定かではありませんが、もくもくしてるので最初目に入った際には「なんだこれ!?」って焦りました。
こちらはアルピーヌのガレージ内のデスク。
キャスター付きで、いくつかのデスクを繋げるタイプのようです。分割すればひとりでもなんとか移動可能の模様(押してる方は結構しんどそうでした)。
表彰式が終わってまもないですけど、ロレックスのボードも撤収開始。まだ15時45分ですが、非常にシステマチックに撤収作業が進みます。
これらの撤収作業中、ちょうどホームストレートウォークも行われていました。大勢の方が詰め掛ける中、すごい歓声が。その方向を見るとルイス・ハミルトン選手がピットウォールのフェンスに登ってました。
チームのSNSでご覧になった方も多いかもしれませんが、この7度のF1王者は、チーム広報が「ルイス、そろそろ……」と急かしてもサイン対応を続けていたんですよね。というかルイスさん、自分の顔にサイン書いてます。
こちらはジョージ・ラッセル選手。パッと自撮りしてササっと退散していきました。決勝でもバチバチだったメルセデス勢のおふたり。決勝後のファン対応も対照的ですね(まぁ、それぞれのスケジュールがあるので仕方がないとは思います)。
そんなこんなで21時を迎えました。もう真っ暗でございます。
日中はメディア関係者やファンが入り口に張り付いていたアルファタウリのホスピも内装の撤収はほぼ完了。
航空貨物の関係でしょうか、この時間になるとJALの方もパドック入りしていました。
メディアミックスゾーンも解体中。たくさんお世話になりました。
ピットロードはご覧のとおり。当然この夜の間だけで片付けも終わりません。そういう意味では25日(月)も日本GPは続いていると言っても過言ではないでしょう(編注:過言です)。
F1のロゴが目立っていたゲートも解体が進み、パスチェックの機材も撤収済。F1のロゴもなくなり、木目が姿を現しました。なお、右横に見えるピレリのタイヤサービスはこの時点でほぼコンテナに備品を片付け終わっていました。
こちらは西パドック(関係者&メディア向け駐車場)とAパドックを往復するシャトルバスです。期間中毎日23時まで運行していただいたおかげで、大変助かりました……!! 改めて、F1日本GPの運営に携わられたすべてのみなさまに感謝申し上げます。
最後に、本企画にお付き合いいただきましたオートスポーツWeb読者のみなさまにも特大級の感謝を申し上げます。少しでもF1、そして日本GPの面白さが伝わっていれば幸いでございます。
それではまた、鈴鹿でお会いしましょう!
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