時代を先取りした1台
現在、圧倒的な人気を誇るクロスオーバーSUV。その元祖とも言えるのが、1994年に登場した初代トヨタ「RAV4」です。それまでのこのタイプの車両は三菱「パジェロ」やトヨタ「ランドクルーザー」といった本格的なクロスカントリーモデルか、軽自動車のスズキ「ジムニー」しか存在していませんでしたが、1988年にスズキ「エスクード」が、そして1990年にはダイハツ「ロッキー」(ともに初代)といったコンパクトなモデルが登場し、「ライトクロカン」として人気を博していました。
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乗用車ライクな乗り心地が人気に
ただエスクードもロッキーもフレームを用いたシャシーに副変速機を備えた4WDと、メカニズム的にはハードなものだったのに対し、RAV4は一般的な乗用車に用いられるモノコックボディを採用していたのが大きな違い。
4WDシステムも前輪駆動をベースとした乗用車ライクなものとなっていた。乗用車から乗り換えても違和感の少ない乗り味と、SUVらしい見晴らしのいいドライビングポジションで瞬く間に人気車種の仲間入りを果たしたのである。
ちなみに当時はカローラ店向けの「RAV4 L」と、オート店向けの「RAV4 J」が用意され、前者はLibertyの頭文字、後者はJoyfulの頭文字を表していたが、装備から価格に至るまで、全く同一の仕様となっていた。
3S-GE型エンジンを搭載するグレードも追加された
そんな初代RAV4、当初は3ドアの4WDのみというラインナップからスタートしたのだが、その人気ぶりから1995年4月にはホイールベースを延長し5ドアとした「RAV4 V(ファイブ)」が追加され。1997年9月のマイナーチェンジ時にはよりライト層に向けた前輪駆動モデルも追加されている。
搭載エンジンはデビュー時には135psを発生させる直列4気筒2Lの3S-FE型のみとなっていたが、1996年8月には165psを発生するスポーツツインカムエンジンである3S-GE型エンジンを搭載するグレードを追加。1998年8月には3S-GE型をVVT-i化して180psまで出力を高めたのも、オンロードユーザーが多かったことを物語っている。
またRAV4には通常のカタログカラーのほか、ボディカラー(腰上と腰下の2色)や内装色などを自分の好きな組みあわせで作り上げることができる「パーソナルセレクション」というオプションが用意されていた。一見すると全塗装をしたカスタムカーかのような組み合わせを選ぶことができたのもトピックだった。
そんなクロスオーバーSUVの元祖とも言える初代RAV4だが、なんと1996年9月にはいち早くニッケル水素バッテリーを搭載し、215kmの航続距離(10・15モード)を誇る電気自動車「RAV4 L EV」をリリースしていたのも特筆すべき点と言え、まさに時代を先取りし、リードした1台であったと言えるだろう。
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