現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > メルセデス、次期Sクラスに採用する新技術を公開

ここから本文です

メルセデス、次期Sクラスに採用する新技術を公開

掲載 21
メルセデス、次期Sクラスに採用する新技術を公開

独メルセデス・ベンツは7月29日、新型「Sクラス」に採用される先進技術の一部を公開した。

7年ぶりのフルモデルチェンジを今秋に控え、新型の内容が明らかになりつつある新型Sクラス。フロントマスクをはじめとするエクステリアデザインの予告に続き、このたびメルセデスはフラッグシップサルーンにふさわしい数々のハイテク装備を披露。新型がラグジュアリーセダンのベンチマークであり続けることをアピールした。

なかでも注目したいのは、オプションで用意される「リアアクスル・ステアリング」。Sクラスほどの大きさともなると、室内スペースには余裕がある一方、街中での取り回しに難渋するのも事実。この点、ライバルの「BMW 7シリーズ」は四輪操舵を早々に採用して課題の解決を図ったが、Sクラスもこれに追従する格好だ。もちろん後発だけにポテンシャルはアップしており、新型Sクラスのリアアクスル・ステアリングでは後輪の舵角が最大10度とされ、非装着モデルに対し最小回転半径は1メートルも縮小するという。

また、20以上のセンサーとステレオカメラにより路面状況を分析して足回りを最適化するフルアクティブサスペンション「Eアクティブ・ボディ・コントロール」もオプション設定。既にSUV系モデルで導入されているこのシステムは乗り心地の向上だけでなく、カーブ通過時に車体を強制的に傾斜させることで遠心力を低減し快適性をアップする機能を有している。さらに、側面衝突時には瞬間的に車高を引き上げて衝撃を緩和し、乗員の安全確保にも寄与する。

さらに、ショーファードリブン需要が高いカテゴリーだけに後席乗員の頭部と首を保護するエアバッグシステムも新開発されたほか、狭いスペースに駐車する際に有用なパーキングアシストも最新バージョンが搭載される模様だ。

スリーポインテッドスターのイメージリーダーとしてブランドを牽引する使命を帯びた新型Sクラス。今秋のデビューが今から待ち遠しい。

こんな記事も読まれています

車の「ガソリン」高すぎる! なぜこんなに高いの? 不適切な「二重課税」が原因? 価格に占める「税金」の割合とは
車の「ガソリン」高すぎる! なぜこんなに高いの? 不適切な「二重課税」が原因? 価格に占める「税金」の割合とは
くるまのニュース
「タイヤ摩耗は予想以上。パフォーマンス面でも、やや劣っているように見える」とトヨタ小林可夢偉/WECスパ初日
「タイヤ摩耗は予想以上。パフォーマンス面でも、やや劣っているように見える」とトヨタ小林可夢偉/WECスパ初日
AUTOSPORT web
ラリー・ポルトガルがいよいよ開幕。オープニングステージはヌービルが最速に。勝田は3番手タイ/WRC第5戦
ラリー・ポルトガルがいよいよ開幕。オープニングステージはヌービルが最速に。勝田は3番手タイ/WRC第5戦
AUTOSPORT web
脅威の営業利益5兆円突破!!! トヨタ佐藤恒治社長 1年目の通信簿
脅威の営業利益5兆円突破!!! トヨタ佐藤恒治社長 1年目の通信簿
ベストカーWeb
SAのほうが豪華でPAは簡素……ってワケじゃない! 高速のサービスエリアとパーキングエリアの違いとは?
SAのほうが豪華でPAは簡素……ってワケじゃない! 高速のサービスエリアとパーキングエリアの違いとは?
WEB CARTOP
自動車メーカー各社がカーボンニュートラルに向けた技術を実証する場としてもフル活用! スーパー耐久の2024シーズンが菅生で開幕
自動車メーカー各社がカーボンニュートラルに向けた技術を実証する場としてもフル活用! スーパー耐久の2024シーズンが菅生で開幕
LE VOLANT CARSMEET WEB
ルクレール、エミリア・ロマーニャGPからレースエンジニアが変更に。長年のサポートに感謝の言葉
ルクレール、エミリア・ロマーニャGPからレースエンジニアが変更に。長年のサポートに感謝の言葉
AUTOSPORT web
「偽パトカー」のドライバー“逮捕” どこまで似せていいのか? かなり悪質「交差点に進入します」
「偽パトカー」のドライバー“逮捕” どこまで似せていいのか? かなり悪質「交差点に進入します」
乗りものニュース
【ホンダ フリード 新型】「ちょうどいい」使い勝手と見た目をさらにアゲる、純正アクセサリー公開
【ホンダ フリード 新型】「ちょうどいい」使い勝手と見た目をさらにアゲる、純正アクセサリー公開
レスポンス
日産「新型スポーティ“セダン”」世界初公開! “4連テール”が超カッコイイ! 美ボディすぎる「エポック」中国での発表に反響集まる
日産「新型スポーティ“セダン”」世界初公開! “4連テール”が超カッコイイ! 美ボディすぎる「エポック」中国での発表に反響集まる
くるまのニュース
あんなトラック、こんなトラック、はたらくくるまやデコトラも…ジャパントラックショー2024 開催中!
あんなトラック、こんなトラック、はたらくくるまやデコトラも…ジャパントラックショー2024 開催中!
レスポンス
ボルグワーナーの電動トルクベクタリングとディスコネクト機能を備えた3 in 1ユニットをポールスターに供給
ボルグワーナーの電動トルクベクタリングとディスコネクト機能を備えた3 in 1ユニットをポールスターに供給
Auto Prove
スライドドアのためだったのか!! [新型フリードクロスター]に巨大フェンダーが付いたワケ
スライドドアのためだったのか!! [新型フリードクロスター]に巨大フェンダーが付いたワケ
ベストカーWeb
マイナーチェンジしたばかりのラングラーに試乗できます! ジープ出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
マイナーチェンジしたばかりのラングラーに試乗できます! ジープ出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
フェルスタッペン、ライバルからの“レッドブル崩壊説”を意に介さず。しかし自身の去就には含み「世の中に絶対はない」
フェルスタッペン、ライバルからの“レッドブル崩壊説”を意に介さず。しかし自身の去就には含み「世の中に絶対はない」
motorsport.com 日本版
4ローター500馬力のRX-3ワゴンが快音ドリフト!マッドマイクのD1GP復帰戦に注目
4ローター500馬力のRX-3ワゴンが快音ドリフト!マッドマイクのD1GP復帰戦に注目
レスポンス
マツダ「コスモスポーツ」の復活!? ロータリーエンジン&「旧車風デザイン」採用! 300万円台で登場予定も? 「コスモ21」に今でも支持寄せる声
マツダ「コスモスポーツ」の復活!? ロータリーエンジン&「旧車風デザイン」採用! 300万円台で登場予定も? 「コスモ21」に今でも支持寄せる声
くるまのニュース
【MotoGP】クアルタラロ「予選Q2へダイレクト進出……でもどうやったか分からない」フィーリング一変の謎追う|フランスGP
【MotoGP】クアルタラロ「予選Q2へダイレクト進出……でもどうやったか分からない」フィーリング一変の謎追う|フランスGP
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

21件
  • 90年代に日本でも流行った4WSと何が違うんですかね?
  • BMWですら7シリーズで右ハンドルのAWD出しているのに、いまだにSクラスで出さない(出せない)のは構造上の問題。と聞きました。
    そのお陰でレクサスがかなり助かっているとは思いますが、そこまで技術を謳うならそろそろ右ハンドルの4matic?をお出しになっては如何でしょうか?売れると思いますが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1518.02233.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.01930.0万円

中古車を検索
Sクラスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1518.02233.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.01930.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村