マクラーレンが新モデル「GTS」を発表。これまでの「GT」の後継となるモデルが誕生した。デリバリーは2024年からとなる予定だ。
McLaren GTS|マクラーレン GTS
マクラーレンの頂点を極めたスーパーカー750Sが日本初公開|McLaren
長距離でも快適な新型スーパーカー「GTS」がデビュー
マクラーレンが新モデル「GTS」を発表。これまでの「GT」の後継となるモデルが誕生した。デリバリーは2024年からとなる予定だ。
Text by YANAKA Tomomi
スタイリングもエンジン出力もアップデート
マクラーレン「GT」の後継となる「GTS」が発表された。GTと同様、ドライビングの楽しさと快適さを両立させながら、GTを超えるスペックのニューモデルだ。
GTのエアロダイナミクス・パッケージやシルエットのベースを引き継ぎつつも、より主張の強いエクステリアとなったGTS。特徴的な「ハンマーヘッド」のフロントバンパーのスタイリングも刷新、エアインテークも新しいフォルムへと変更され、それによりラジエーターに送り込む空気の量も増大することに。
リアフェンダーは、車両の肩にあたる部分のエアスクープを新たに採用。新しいデザインエレメントを取り入れながら、これまでと同様の巨大なリアデュフューザーなどが力強いビジュアルを印象付け、足元にはフロント20インチ、リア21インチの大径ホイールを装着する。
GTSを支えるのはカーボンファイバー製のモノコックシャシー「モノセルII-T」。標準装備のコンポジット製ルーフに再生カーボンファイバーが取り入れられるなどで、車重は1,520kgに。この軽量化がパフォーマンスやダイナミクス性能に貢献し、パワーウェイトレシオは418ps/tとなった。
エンジンは、4リッターV型8気筒ツインターボをミッドシップに搭載。最高出力はGTより15ps向上した635ps/7,500rpm、最大トルクは630Nmを発生し、7段SSGトランスミッションが組み合わされる。
標準装備のローンチコントロール機能を稼働させると0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は326km/hを記録する。
ドライビングモードは、デフォルトのコンフォートモードのほかに、イグニッションカット技術によりアグレッシブな変速を可能にするスポーツモード、さらにはギアボックスのパフォーマンスを最大化し、シフト間のトルクロスを最小限に抑え、刺激的な走りを堪能できるトラックモードも用意される。いずれのモードにおいてもステアリングホイールのシフトパドルを使って、マニュアルでのギアチェンジも可能だ。
インテリアは、アルミニウムをアクセントにパフォーマンスとラグジュアリーが感じられる雰囲気を演出。また、ラゲッジスペースとしてリアに420リッター、ノーズにも150リッター、計570リッターの収納スペースを設けるなど、長距離ドライブでも快適に過ごせるよう設計された。
マクラーレンから「GT」の後継モデル「GTS」が誕生|McLarenvia Web Magazine OPENERS
室内には7インチ縦型タッチスクリーン式インフォテインメントシステムも搭載。メディアストリーミングやBluetooth通話、衛星ナビゲーションなども装備。12スピーカーで構成されるBowers & Wilkinsの高級オーディオ・システムも盛り込まれている。
ボディカラーはGTS専用色となる新色のラヴァ・グレーのほかに、マンティス・グリーンやタンザナイト・ブルー、アイス・ホワイトも新たに仲間入りした。
McLaren GTS|マクラーレン GTS
ボディサイズ|全長4,683×全幅2,095×全高1,213mm
ホイールベース|2,675mm
トレッド前/後|1,663/1,617mm
車両重量|1,456kg
エンジン|3,994cc V型8気筒ツインターボ
最高出力|467kW(635ps)/7,500rpm
最大トルク|630Nm/5,500-6,500rpm
トランスミッション|7段AT(SSG)
最高速度|326km/h
駆動方式|MR
サスペンション|ダブルウィッシュボーン
ブレーキ|カーボンセラミック・ディスク
タイヤ|ピレリ製 フロント225/35/R20 リア295/30/R21
マクラーレン オートモーティブ
https://cars.mclaren.com/jp-ja
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