最も多くの購入融資を受けたブランドは「ポルシェ」
英国において、ラグジュアリーカーやヒストリックカーを専門に扱うファイナンス企業「JBRキャピタル(JBR Capital)」は、2021年5月期において最も融資額の多かったラグジュアリーカー/ハイパフォーマンスカーの上位10車種を発表した。
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5月期に最も人気を集めたのは、アストンマーティン ヴァンテージ、ベントレー コンチネンタルGT、フェラーリ 458 イタリア、ランボルギーニ ウラカン、ランドローバー ディフェンダー、マクラーレン 570S、メルセデスAMG GT、ポルシェ911、レンジローバースポーツ、ロールス・ロイス カリナンの10車種となった。
JBRキャピタルは、クラシックカー、プレステージカー、レーシングカー、スーパーカーを対象に、2万5000ポンドからの融資を行う英国唯一の高級車専門の独立系金融機関。2021年5月は、2015年の事業開始以来過去最多となる融資提案件数を記録した。
新型コロナウイルスの脅威が続く2021年、スーパースポーツ、スポーツカー、ラグジュアリーカーに対する需要は高く、特にアストンマーティン、フェラーリ、マクラーレン、ポルシェ、ロールス・ロイスなどの購入に対する融資額が5月から6月にかけて記録的に増加したと、JBRキャピタルは報告した。
こうした状況下において2021年5月、最も多くの購入融資を受けたのがポルシェ。3月の段階ではフルEVモデルのタイカンがトップの融資額を記録したが、5月期に最も高い人気を集めたのはポルシェを象徴する911だった。また、フェラーリ 458やロールス・ロイス カリナンも、依然として高い人気を集めている。
ロックダウン施策により余剰となった資金が高級車へ
2020年、英国では総額2000億ポンドも家計における貯蓄額が増加した。これは新型コロナウイルス感染拡大下におけるロックダウン施策により、通勤費の削減やレジャーの制限による節約が原因とされる。在宅勤務が一般化したことで、家族で乗ることができるSUVモデルの人気も拡大。さらにこの春からロックダウンが緩和されたことで、高級車に対する需要が大幅に高まっているという。
JBRキャピタルの創業者でありCCOを務めるダレン・セリングは現在の状況を以下のように説明する。
「高性能スポーツカー、スーパースポーツ、プレステージカーの需要は引き続き好調です。3月と4月は記録的な大盛況でしたが、5月はそれを上回るペースで推移しています。これまでにも需要があったことは間違いありませんが、ロックダウン規制が緩和されたことで開放的なマインドが放たれ、ディーラーからは高級車がすぐに買い占められ、在庫が不足しているとの報告を受けています」
「高額な海外旅行へ行けないカスタマーの多くが、自分へのご褒美として高級車を購入する傾向が見られます。さらに、多くの人がロックダウンにより散財ができなくなり、貯蓄を増やしています。これから夏に向けて、この傾向はさらに続くでしょう」
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