国内4大メーカーだけでもこんなにあるの!?現行原付二種まとめ
原付二種はコロナ禍の影響から未だ人気が高く、今でも人気モデルともなれば納車時期は半年以上かかるほど。これからバイクを購入予定の人の中にも、まずは乗りやすい原付二種を購入の視野に入れている人は多いのではないでしょうか。
原付一種・二種・普通二輪以上それぞれ交通ルールの違いとまとめ
楽しいバイクライフのスタートダッシュを決めるためにも、まずはどういったモデルがラインナップされているのか確認しておきたいものです。では2023年9月現在、国内4大メーカーからはどのような原付二種がラインナップしているのでしょうか。
◼︎ホンダ「ダックス125」
ダックス125は、その名の通り犬種「ダックスフンド」をイメージしてデザインされています。
2022年3月の大阪モーターショーで発表されてから大いに注目を集め、同年7月に発売されて現在に至るまで、納車まで半年待ちとなっている人気モデルです。
◼︎ホンダ「モンキー125」
前述のダックス125同様に高い人気を集めるモンキー125。2022年7月より受注停止していたほどの人気モデルですが、2023年モデルとして新カラーが設定されています。
新カラー設定とともに販売復活の兆しが見えるので、早く納車したい!という人は早めに販売店へ連絡してみるとよさそうです。
◼︎ホンダ「グロム」
コンパクトで軽量な車体が特徴的なグロムは、車両重量103kgと原付二種の中でも軽量で取り回しやすいことから、初心者ライダーでも扱いやすいバイクと言えます。
「遊べると使えるを両立したスポーツモデル」の名の通り、フラットな形状のシートで安定したタンデムを楽しめるほか、本格的なスポーツ走行を楽しむこともできそうです。
◼︎ホンダ「スーパーカブ110」
ホンダのバイクと聞いてスーパーカブを思い浮かべる人は多いでしょう。スーパーカブは幾度のモデルチェンジを繰り返し、誕生から60年以上経った今でも高い人気を誇るバイクです。
丸みをおびたかわいらしいデザインや燃費のよさ、価格帯なども相まって2017年には累計生産台数が1億台を突破しています。
◼︎ホンダ「スーパーカブC125」
優雅でモダンなスタイルが特徴的なスーパーカブC125。「スーパーカブ」の名を冠してはいるものの、カラーラインナップや主要装備、価格など前述のスーパーカブ110とは異なる点があります。
ちなみに価格は44万円と、スーパーカブ110よりも10万円以上高く設定されています。
◼︎ホンダ「CT125・ハンターカブ」
CT125ハンターカブはアウトドアなテイストと佇まいが特徴的なレジャーバイクですが、もちろん街乗りでも映えるスタイルのバイクでもあります。
人気車種なので新車を購入するのは難しいかもしれませんが、中古市場にもラインナップされているので秋の行楽シーズンに向けてチェックしてみるのもよいでしょう。
◼︎ホンダ「クロスカブ110」
クロスカブ110はスーパーカブ110の派生モデルとして2013年に初登場したバイクで、軽快さとアクティブさでアウトドア気分を高めてくれます。
また熊本県のゆるキャラ、くまモンとコラボしたモデルもラインナップしています。
◼︎ホンダ「CB125R」
125ccバイクの中でも最高クラスの性能を誇るCB125R。ホンダの最新技術が多数搭載されており、街乗りでもツーリングでも安定した乗り心地を楽しめるバイクです。
また現在は2023年モデルが欧州で販売されているようです。
◼︎ホンダ「PCX」
PCXは、ホンダのバイクの中でもトップクラスの人気の高いバイクです。原付二種であるにもかかわらず、ビッグスクーターのような快適走行を楽しめることが魅力と言えます。
またエンジンの静粛性も高く、日常での使い勝手のよさから一時期はスーパーカブに匹敵するほどの年間出荷台数を記録していたようです。
◼︎ホンダ「リード125」
2022年にモデルチェンジをおこなったリード125。新たに水冷4バルブ単気筒エンジンを搭載したことで、より優れた環境性能と伸びやかな走りを実現しました。
またエンジン性能により、発進・停止の多い街中での走行に向いている原付二種と言えそうです。
◼︎ホンダ「ディオ110」
ディオ110は、2023年3月にモデルチェンジしたばかりの新型モデルです。これに伴い、ホンダスマートキーシステムを採用した「ディオ110ベーシック」が新たにラインナップに追加されました。
スマートキーシステムはポケットからキーを取り出さなくてもエンジンが始動できたりシートの解錠操作ができたりとかなり便利です。そのほかにも便利な機能が備わっているので、少し価格は高くなりますが機能性をとるならベーシックを選んでみるのもよいかもしれません。
◼︎スズキ「バーグマンストリート125EX」
スズキの代表的なビッグスクーターである「バーグマン」シリーズに、2023年3月から新たに仲間入りしたのがこの原付二種モデルです。
コンパクトスクーターではあるものの、フロアボードが広々としており窮屈さを感じさせません。街乗りでもツーリングでも、快適な走行を楽しめそうです。
◼︎スズキ「アヴェニス125」
アヴェニス125は、令和2年の排ガス規制に対応し加速性能にこだわったエンジンを搭載しています。燃費も良くワンプッシュで始動可能なので、ストップアンドゴーの多い街乗りに最適なバイクと言えそうです。
◼︎スズキ「アドレス125」
スズキの伝統的な小型スクーター「アドレス」シリーズの名を冠するアドレス125は、一度は生産終了したものの2022年10月に新モデルとなって再登場しました。
新モデル登場に伴って、スズキの最新技術を多数搭載してパワーアップ。より街乗りにおすすめのバイクになったと言えます。
◼︎スズキ「GSX-S125 ABS」
「GSX」シリーズといえば、スズキの伝統とも言えるスポーツ・ツーリング向けバイクです。
ちなみにGSX-S125 ABSの名に冠する『S』 のシリーズ名は、ストリート・スポーツをイメージしています。原付二種でありつつもスポーティな走行を楽しめるのは嬉しいですね。
◼︎スズキ「GSX-R125 ABS」
GSX-R125 ABSは、前述のGSX-S125 ABSと同様に「GSX」シリーズに数えられるバイクのひとつ。走る・曲がる・止まるといったバイクの基本性能を高めるために、レースで培ったさまざまなノウハウが活かされているモデルでもあります。
軽快なハンドリングで、街中でもワインディングでも爽快に駆け抜けることができます。
◼︎ヤマハ「ジョグ125」
ジョグ125はヤマハの125ccスクーターの中では最軽量、かつシート高ももっとも低く設定されています。
取り回しやすいため、初心者ライダーにおすすめの一台と言えるかもしれません。
◼︎ヤマハ「NMAX」
NMAXは2023年8月のモデルチェンジに伴い、新色のダークブルーがカラーラインナップに新たに追加され、全3色のラインナップになりました。
ちなみに原付二種モデル以外にも、155ccモデルもラインナップしています。
◼ヤマハ「シグナスグリファス」
シグナスグリファスは、歴史あるシグナスブランドの最新モデルです。ホワイトやブラック・ブルーといったカラーのほか、他モデルではあまり見ないオレンジもカラーに設定されています。
◼︎ヤマハ「アクシスZ」
乗り心地や使い勝手、燃費など、まさに「スタンダード」という言葉が似合うモデルです。666mmのロングシートで、タンデム走行でもゆったり快適なライディングポジションを撮ることもできます。
また令和2年の排ガス規制にもしっかり対応したエンジンを搭載しています。
◼︎ヤマハ「トリシティ125」
トリシティ125はヤマハの三輪バイクのひとつ。フロントに二輪、リアに一輪備わったタイヤでしっかり車体を支え、抜群の安定感で走行することができます。
二輪よりも安定感がありつつ滑らかに走行可能なので、公道での走行に不安が残る人にはおすすめのバイクと言えそうです。
■カワサキ「Z125 RRO」
Zシリーズの中で最軽量でコンパクトな車体を持つZ125 RROは、カワサキが唯一ラインナップしている公道走行可能な原付二種モデルです。
倒立フォークやオフセットレイダウンリヤサスペンションなどアグレッシブな走りを実現する装備は、Zシリーズの末弟として十二分にその役割を果たしています。
※ ※ ※
2023年9月現在だけでも、20車種以上の原付二種が現行モデルとしてラインナップしていますが、他メーカーや海外モデルも含めれば、その数はさらに増えます。
数ある中から自身のお気に入りの一台を見つければ、バイクライフが充実すること間違いありません。
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