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SUVとワゴンをクロスオーバーさせたプジョーの新カテゴリーモデル「RIFTER」の特別仕様車「Debut Edition」

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SUVとワゴンをクロスオーバーさせたプジョーの新カテゴリーモデル「RIFTER」の特別仕様車「Debut Edition」

プジョー・シトロエン・ジャポンからプジョーの新コンセプトMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)であるRIFTER(リフター)の特別仕様車Debut Editionが登場した。

プジョーCEOのJean-Philippe IMPARATO(ジャン-フィリップ・アンパラト)氏はリフターのデビューにあたり、次のように語っている。

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「“プジョーは革新し、プジョーは驚きをもたらします。私たちの願いは、ハイエンドな総合自動車マニュファクチュアラーとなることです。このリフターをもって、あらゆるカテゴリーにおいてプジョーらしいドライビングプレジャーと万能性、多様性を完璧なまでに両立させたブランドへと進化しました。強い個性と、いわば“上品な好奇心”ともいえるカタチを具現化したスタイリングを持つリフターは、“ここではないどこか”への自由な行動を具現化した一台なのです”」

リフターは2018年2月にジュネーヴモーターショーにて発表、コールセンターへの商品問い合わせの多くが本モデルの日本導入に関することだったという。その期待に応えるべく、2020年Q3に予定する正式導入に先立ち、RIFTER Debut Edition(リフター・デビューエディション)として特別仕様車を先行発売した。RIFTER Debut Editionのデリバリーは2020年1月以降順次となる。

エクステリア:主張することを恐れない。パワフルなデザインをコンパクトに

リフターはデザインとしてもミニバンとSUVとワゴンをクロスオーバーさせた他にない個性をもったスタイリングが特徴。

1878mmのたっぷりとした全高と両側スライドドア(手動)はミニバン的であり、高い地上高と16インチホイールとそれを囲む樹脂製のホイールアーチと同じく樹脂製のサイドプロテクターとバンパープロテクターはSUV的、長く伸びるルーフラインとユーティリティはワゴン的といえ、それらを巧みに融合させたところにこのリフターのデザインの真髄が見て取れる。

モダンでいてたくましいフロントエンドは、垂直なグリルの中央に配したライオンを配した新世代プジョーのグリルデザインが、リフターもまた最新世代のプジョーであることを無言のうちに物語る。

ヘッドライト中央を縦に走る一条のLEDデイタイムランニングライトが精悍さを醸し出す。プロポーションは、短く、水平方向に寝かされたボンネットと高いショルダーライン、短いオーバーハングのバランスが完璧に整えられている。

高いルーフには車体の一部として丁寧にデザインされたルーフバーが配され、キャリア装着などユーザーの多様なニーズにスタイリッシュに応える。リアは、プジョーシグネチャーであるライオンの爪痕をモチーフとした3条のLEDラインのテールライトを両側に配した巨大なテールゲートが実用性とスタイリングを両立。テールゲートはガラス部分のみの開閉も可能となっており、利便性を向上させている。

シンプルかつダイナミックなリフターのデザインは、ミニバンの世界においても、SUVの世界においてもワゴンの世界においても強いアイデンティティを発揮し、人々に驚きをもたらす。そのコンパクトさは都市生活者の日常の脚として、そして、力強さと収納力、利便性の高さはアウトドアアクティビティとロングドライブへと誘う。

インテリア:クリーンでありながら実用的。革新のUI/UX、Peugeot i-Cockpitとともに

リフターのインテリアを語るうえで欠かせないのはやはりプジョーによる自動車のコックピットにおけるUI/UXの革新、i-Cockpit。このi-Cockpitが、MPVセグメントにおいてリフターを唯一無二の存在。500万以上の顧客から支持されてきたこれは、インテリアのクリーンなラインと視認性、安全性、ドライビングエクスペリエンスをさらなる高みへと誘うプジョーの誇るインテリアであり、以下のことが特徴となっている。

・上下二ヶ所のフラットな部分を持つコンパクトなステアリングホイールがより良いグリップとハンドリングを実現
・視界とドライバーからのリーチを両立させた8インチのタッチパネル
・ヘッドアップディスプレイ———-ステアリングホイールの中からではなく上から視認クロームで縁取られたメーターとエレガントな赤い指針

ユーティリティ:多彩な収納と利便性。想像力をかき立てるユーティリティスペース

ユーティリティこそがリフターの真骨頂であり、多くの人々が期待してやまないものでもある。リアドアは両サイドともスライド式。リアシートは6対4の分割可倒式となっており、長さ=奥行きは、5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺に対応。

容量は、5名乗車時でトノカバー下597ℓ、2列目シートを倒した最大積載状態では2126ℓとなり、現行プジョーで最大容積をもつ5008の1862ℓを大幅に上回る(容量はVDA欧州参考値)。

リアオープニングガラスハッチ:ゲートと独立してラゲッジにアクセス

さらに巨大なリアゲートはガラス部分のみを個別で開閉することが可能なリアオープニングガラスハッチとなっている。テールゲートを開けずにガラスハッチから簡単にアクセスでき、狭いエリアでもリアスペースを利用できる。

また、フレキシブルラゲッジトレイの高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割させることが可能。ガラスハッチとリアゲートで荷物を完全にセパレートし使い分けることが可能だ。

マルチパノラミックルーフ:パノラミックルーフに多彩な収納スペースを融合

ルーフの大半をガラスとするプジョーならではの人気装備、パノラミックルーフにリフターでは収納スペースを融合させマルチパノラミックルーフと進化。フロントルーフに収納トレイを設け、さらに中央部にはBag in Roof(バッグインルーフ)として最大14ℓまでのバッグを収納可能になっている。

マルチパノラミックルーフは電動サンシェード付きで夏場の室内温度上昇を和らげる。またルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトが備わっている。さらにリアシート頭上後方には容量約60ℓのリアシーリングボックスを配置。後席およびリアゲート側の両方からアクセス可能。

各種収納スペース:フロントにも多彩な収納スペースを配置。使い方は想像力次第

リフターの収納スペースの工夫はフロント側でもいかんなく発揮。インストルメントパネル、センターコンソールなどのデッドスペースを極力なくし、多彩な収納スペースを創出。一例を挙げれば、助手席側エアバッグをダッシュボードからルーフ上に移動させることより、ダッシュボード上下面にふた付きのグローブボックスを配置(11.8ℓ)。また、マルチパノラミックルーフの前端部分にもフロントルーフトレイを用意している。

ドライビング:先進の1.5ℓクリーンディーゼル+電子制御8速オートマチックEAT8

ドライビングプレジャーという言葉は、プジョーのDNAであり、リフターにも余すことなく継承。

・軽量、高剛性、高いポテンシャルと汎用性で高評価を得ているグループPSAの中核プラットフォームEMP2をベースに使用をベースに使用し、リアは前モデルの改良バージョンとの組み合わせ
・先進の1.5ℓターボチャージャー付きクリーンディーゼルDV5エンジン
・最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8で燃費性能を向上
・アドバンスドグリップコントロールで悪路走破性を向上

アドバンスドグリップコントロールは、プジョーがラリーフィールドで培った駆動力制御、車輌運動制御のノウハウを活用したトラクションコントロールの進化版ともいえる機能。路面状況に合わせて様々なアルゴリズムを組み合わせ、パワートレインやブレーキを統合制御。トラクションの最適化を行い走破性を高めるもので5つのモードを備えている。

ノーマルモード

通常の舗装路で使用。ESCはオン状態となりそれに伴うトラクションコントロールも通常のプログラムで作動。

スノーモード

雪道や凍結路での走行を想定。ノーマルモードよりもトルクの伝達を緩やかにして、発進加速をスムースに。

マッドモード

ぬかるみで駆動輪をあえて空転させ、泥を振り払うことでグリップを回復させるモード。同時にブレーキ制御でグリップを保っている車輪に最大限のトルクを伝達するように動作。

サンドモード

空転しはじめた側の駆動輪にブレーキをかけ、少しでもグリップのある側に駆動力を伝達するモード。砂地に埋もれないように制御。

オフモード

ESCをオフにするモード。イグニッションをオフにした場合や速度が50km/hに達すると自動的にノーマルモードに切り替わる。

関連情報:https://web.peugeot.co.jp/rifter-booking/

構成/DIME編集部

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