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ついに3ナンバーへ! 大きく立派になった新型カローラ セダン登場!

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ついに3ナンバーへ! 大きく立派になった新型カローラ セダン登場!

2019年9月17日、トヨタ自動車は、新型「カローラ」を発表・販売開始した。

カローラは1966年に登場して以来、日本のみならず世界で販売されているグローバル・カーだ。累計販売台数は4750万台を超えるという。

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新型カローラにはセダン、ステーションワゴンの「カローラ ツーリング」、そしてハッチバックの「カローラ スポーツ」の3つのボディ・バリエーションがある。写真はスポーツグレードの「WxB」。一部エクステリア・パーツが標準モデルと異なる。今回登場した新型カローラは通算12代目になり、ボディ・バリエーションは、セダンと、ステーションワゴンの「カローラ ツーリング」、そして2018年6月26日から販売されているハッチバックの「カローラ スポーツ」の3タイプ。ここでは、セダンに注目する。

ボディは全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm。なお、5ナンバー枠に抑えた従来の「カローラ アクシオ」も、グレード構成を見直し、しばらく販売し続けるという。新型カローラ セダンの大きな特徴は、ボディサイズの拡大だ。グローバルモデルとデザインコンセプトを統一した結果、3ナンバーになった(全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm、ホイールベース2640mm)。ただし、日本国内の道路事情を考慮し、グローバルモデルより全長、ホイールベースのいずれもが短く、全幅は幅が狭いという。

さらに、ドラミラーの取り付け位置を工夫し、ミラー格納時の車幅は従来モデルと同等を実現したとのこと(片側プラス5mm)。また、最小回転半径は従来型とほぼおなじ5.0m(先代は4.9m)に抑えたという。

ボディカラーはセレスタイトグレーメタリック。エントリーグレードを除きアルミホイールは標準。ディスプレイ・オーディオを標準装備エクステリア・デザインは、ボディが拡大されたぶん、ワイドで伸びやかなデザインになった。

特徴となる横長のヘッドランプはLED化された。また、水平基調のリアコンビランプ(LED)によって、ボディのワイド感を強調するという。

灯火類はフルLED。インテリア・デザインは、すでに販売されているカローラ スポーツとほぼおなじである。インパネを薄くして開放感を演出したという。さらに、Aピラーを細くし、より優れた視界性を確保したとのこと。

インパネ上部にある大型のディスプレイ・オーディオが目を引くインテリア。インテリア・カラーにはホワイト×グレーのコンビタイプもある。インテリアで注目すべきは、ディスプレイ・オーディオの全車標準化だ。スマートフォントとの連携が可能になり、普段使っている地図アプリ(LINEカーナビなど)や音楽などを、ディスプレイ・オーディオで使えるようになった。

ただし、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用するためには、TV機能とのセットオプションを装着する必要があるうえ、トヨタ独自のコネクティッドサービス「T-Connect」と契約する必要がある。

なおディスプレイオーディオには、エントリーグレードを除き、バックガイドモニター機能も備わる。

スクエアな形状で使いやすいラゲッジ・ルーム。リアシートのバックレストは、一部グレードのみ60:40の分割可倒式。1.2リッター・ターボ+6MT仕様も!搭載するパワーユニットは、ガソリン・エンジン+モーターのハイブリッドと自然吸気のガソリン・エンジン、ガソリンターボ・エンジンの3種類。

ハイブリッドは1.8リッター直列4気筒ガソリン・エンジン(最高出力98ps/5200rpm、最大トルク142Nm/3600rpm)とモーター(最高出力53kW/最大トルク163Nm)を組み合わせる。トランスミッションは電気式無段変速機。駆動方式はFWD(前輪駆動)と電子制御式4WDが選べる。

新型カローラはTNGA(Toyota New Global Architecture)に基づき開発された。自然吸気のガソリン・エンジンは、1.8リッター直列4気筒。最高出力140ps/6200rpm、最大トルク170Nm/3900rpmを発揮する。トランスミッションはCVTのみ。

ガソリンターボ・エンジンは1.2リッター直列4気筒。最高出力116ps/5200~5600rpm、最大トルク185Nm/1500~4000rpmを発揮する。トランスミッションは6MTのみ。

ちなみに、ハイブリッドのガソリン・エンジンと自然吸気のガソリン・エンジンは、従来の1.5リッターから1.8リッターに拡大した結果、シームレスな加速感を実現したという。

上級グレードのメーターパネルは、7.0インチの大型カラー液晶インフォメーションディスプレイ付き。価格は193万6000円から294万8000円トヨタの先進安全装備群「Toyota Safety Sense」は全車標準。エントリーグレードにも衝突軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、オートマチックハイビームなどが備わる。

価格は、自然吸気の1.8リッター直列4気筒ガソリン・エンジン搭載グレードが193万6000円から231万5500円、1.2リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジン搭載グレードが240万9000円、ハイブリッド・モデルが240万3500~294万8000円。

なお、従来モデルの「カローラ アクシオ」は設定グレードや装備を見直したうえで引き続き販売されるという。こちらは主に法人ユーザーをターゲットにしたモデルになる。

文・稲垣邦康(GQ)

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