本田技研工業(ホンダ)は2月15日、小型クロスオーバーSUV「ヴェゼル」をマイナーチェンジ。翌16日に発売した。
エクステリアでは、フロントのバンパーやグリルのデザインを変更し、インラインタイプのLEDヘッドライトを採用。ボディーカラーには、新開発色「オーロラアメジスト・メタリック」と「シルバーミストグリーン・メタリック」を含む3色を新たに追加するなど、全8色を設定した。
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インテリアは、フロントシートの形状を刷新しステッチを変更することで、ホールド性と質感をさらに向上。オーディオシステムをApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応させた。
走りも細部にわたり進化している。よりスムーズな加速フィールが得られるようハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドi-DCD」のチューニングを変更したほか、ハイブリッドモデルのブレーキペダルにリンク機構を新たに採用し、踏み込み時のペダルの軌跡を改善した。
また、エンジン内の高圧燃料ポンプの構造を見直すことで、走行時に発生するエンジン音を低減。カムチェーンの摩擦を減らすことで、ガソリンモデルのJC08モード燃費を21.2km/Lとした。
そのほか、ボディに制振材を追加して走行時の静粛性をアップ。「リアルタイムAWD」のトルク制御モデルを進化させ、雪上での旋回や登坂発進時の安心感を高めている。
そして、ミリ波レーダーと単眼カメラによる予防安全技術「ホンダセンシング」の8機能を、ガソリン車・ハイブリッド車の全タイプに標準装備した。
価格は2,075,000~2,926,000円。
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