■新型ステップワゴン プレミアムラインは高級ミニバン「オデッセイ」になれる?
ホンダは、2022年5月27日に新型「ステップワゴン」を発売しました。
設定されるタイプは「AIR(エアー)」「SPADA(スパーダ)」「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」を用意。
なかでも最上級仕様となるスパーダ プレミアムラインは、2021年末で生産終了となったホンダの高級ミニバン「オデッセイ」の代わりになり得る存在なのでしょうか。
【画像】ホンダ新型「快適ミニバン」発表! 「ステップワゴン アブソルート」みたいな特別仕様の実車を見る!(45枚)
新型ステップワゴンには、先代の標準仕様の代わりとしてエアー、そして上質かつエアロ仕様といえるスパーダを設定しています。
なお、ボディサイズはエアーに対してスパーダ/スパーダプレミアムラインはフロントオーバーハング+20mm、リアオーバーハングは+15mm長くしたことで重厚感あるスタイルとなりました。
内装&装備面では、エアーに対してスパーダは、「パワーテールゲート」「トリプルゾーンエアコン」「全列USBチャージャー」「2列目オットマン」「運転席&助手席シートヒーター」「16インチホイール」が採用されています。
スパーダ プレミアムラインでは、スパーダの装備に加えて「プラチナ調クロームメッキグリル」「スヌード調表皮&プライムスムースコンビシート」「2列目シートヒーター」「17インチアルミホイール」が採用されるなどさらに上質感が付与されました。
さらに、新型ステップワゴンでは室内空間全体の快適性を大きく向上させていますが、なかでも2列目では前後方向のロングスライド(前後スライド幅:外寄せ時610mm/内寄せ時の865mm)、左右方向のスライド(中寄せスライド幅:右シート75mm/左シート115mm)を実現することで、高級ミニバンのような仕様になっています。
このように2列目が充実している新型ステップワゴンですが、オデッセイの代わりになり得るのでしょうか。
日本市場でのオデッセイはトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」、日産「エルグランド」に並ぶ高級ミニバンとして認知されています。
しかし、前述の通り2021年12月をもってオデッセイの生産が終了したことに伴い、高級ミニバン需要を支えていたオデッセイは姿を消しました。
そうしたなかで、前述のスパーダ プレミアムラインはまさにオデッセイの代わりになる存在といえます。
実際の反響に関して、首都圏のホンダ販売店は次のように話しています。
「新型ステップワゴンの発売後、スパーダ プレミアムラインを見られたお客さまからは、高級感や上質さがあるという声をいただくこともあります。
実際にスパーダ プレミアムラインの装備は高級ミニバン並といえる部分もありますが、デザイン的にはもう少し重厚感が欲しいという声も頂いています。
また、現状ではオデッセイの代わりにスパーダ プレミアムラインを検討するという人はいないようですが、今後はホンダの高級ミニバンを求める人に対してはご提案すると思います」
関西圏のホンダ販売店では「オデッセイが気になっていたが、在庫車で希望のものが無かったので、スパーダ プレミアムラインを検討しているという人もいますが、少数です」と話しており、あくまでもスパーダ プレミアムラインはオデッセイの代わりに近しい存在に留まっているようです。
しかし、かつてオデッセイで設定されるスポーティかつ上質な「アブソルート」グレードの新型ステップワゴン版ともいえなくはありません。
実際に前出の首都圏のホンダ販売店は「今回スパーダ プレミアムラインという名称ですが、お客さまに『上質な仕様、高級仕様』と説明しています。一方で何代もホンダ車を乗り継がれているお客さまからは『アブソルートみたいなもの?』といわれることもあり、個人的には『ステップワゴンアブソルート』という言い方もアリなのではと思っています」と話しています。
なお、ホンダ公式サイトによればアブソルート(Absolute)は、英語で「絶対的な、完全な」という意味だといいます。
同時に「ロング・ドライブでも、家族や仲間がみんな一緒に、快適に安全にワクワクドキドキの冒険旅行が楽しめる」というオデッセイをベースに「大人のエレガンス&ダイナミクス」をコンセプトにしなやかでしっかりとした乗り味と低重心フォルムでスポーティー・ミニバンの新しい価値を提案するネーミングだと説明しており、プレミアムラインにピッタリなネーミングといえるかもしれません。
※ ※ ※
また、2022年1月に開催された「東京オートサロン2022」では、ホンダブースにて 「ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプト」が展示されました。
これは、スパーダ プレミアムラインをベースにしたカスタム仕様となり、メッキの色やホイールデザイン、ミラーカバー(カーボン柄)、ルーフ部のラッピングといったカスタムに加えて、車高調整式サスペンションによりローダウン(15mm)しています。
当時の反響としては「個人的には好き。最近のギラギラはうんざり」、「いい。ほんとにいい。こんなのをずっと待ってた」、「シンプルなのでカスタムのベースにピッタリなのでは?」、「下品じゃなくて悪くないかも」という声がありました。
また、純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスからも「Emotional Solid」なるスタイリッシュなパーツも出ており、それらを用いて自分仕様の高級ミニバンに仕上げることも可能です。
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一歩間違えばまたまた「二兎を追う者は一兎も得ず」で失敗になりかねないぞ。