■単に伸ばしただけじゃない! 車内も超豪華
毎年11月にラスベガスで開催される北米最大のカスタムカーショー「SEMAショー」は、国内外のさまざまな自動車メーカー・カスタムパーツブランドがカスタムカーを出展する世界的にも人気のイベントです。
そんなSEMAショーですが、かつてトヨタの北米法人は現地の人気ミニバン「シエナ」をリムジン仕様にカスタムしたショーカーを展示していました。
【画像】「えっ…」 長すぎ! 迫力ヤバすぎる「シエナ」を画像で見る(35枚)
シエナは主に、北米を中心に海外で展開されるスライドドア付き3列シートミニバンで、1997年に登場しました。
初代を除くすべてのモデルで、「アルファード」「ヴェルファイア」よりも大きいボディを持ち、全長は5mを超え、全幅も2mに迫るフルサイズミニバンとして販売されています。
現行型は2020年5月に登場した4代目で、米国では2021年にフルサイズミニバンセグメントでトップの販売台数を記録しています。
一方、トヨタの北米法人が2010年のSEMAショーで展示したリムジン仕様の「シエナ スワッガーワゴンシュプリーム」は、同年登場の3代目シエナの「XLE」グレードがベースです。
開発に際し、シエナ登場時に放映され、多くの反響があったTVCM「スワッガー ワゴン」(意訳:自慢のワゴン)の世界観を活かし、家族を優先して自己表現を犠牲にするのではなく、自分らしいスタイリングを作りつつも家族も満足できる機能的なクルマを目指したといいます。
このシエナ スワッガーワゴン シュプリームの最大の特徴は、何といっても全長を4フィート(約1200mm)延長し、リムジン化されたことが挙げられます。
シエナ標準車のボディサイズは全長5085mm×全幅1986mm×全高1750mmで、これに4フィートの延長を加えると全長は6.2mほどとなり、かなり存在感のあるボディへと変化しています。
エクステリアは鮮烈なイメージを与えるブルーのボディに、KMC社製の20インチホイールとフロント245/45R20・リア255/40R20サイズの扁平タイヤ、リアスポイラーを装着。スライドドア部のドアハンドルは撤去し、スムージング加工されています。
サスペンションは車高が自在に調整できるエアサスを装備し、最低地上高は2.5インチから6.5インチ(約64mmから165mm)の間で調整できるため、展示では車高を落としスタイリッシュに、走行時は障害物を乗り越えられる最適な高さを確保しました。
インテリアは、ルーフに8フィート(約2400mm)の特製アクリルルーフを装着。自然光で満たされる車内は暖かい雰囲気をもたせるといいます。
乗車店員は7名と変化はありませんが、2列目と3列目はソファのような回転式独立キャプテンシートを装備。うちひとつは多機能マッサージ機能を備えた「スパシート」を採用しました。
また、ブラジリアン チェリーウッドで仕上げられたキャビネット、ガラス張り冷蔵庫も完備。
さらに、23インチのHP製コンピューターおよびXbox 360ゲームシステムを装備し、10台のスピーカー、2台のサブウーファー、4台の1700Wアンプを組み合わせるJBLサウンドシステムを構成。車内で存分にエンターテインメントを楽しめます。
※ ※ ※
SEMAショーではこのシエナ スワッガーワゴン シュプリームのようにメーカー公式が大胆にモディファイを施した車両も多く展示され、世界的にも注目が集まっています。
カスタムカーだけでなく、のちに登場する特別モデルなども初公開されることもありますが、2023年では10月31日から11月3日まで開催される予定です。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「激安っ!」“3550円”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?
[元警察官に聞いた] 押収された違法改造バイクは、警察側で処分するのか? 持ち主に返却するのか?
約100万円! マツダが“新型”「軽トラック」発表! 5速MT+“LSD付き”4WDもアリ! 燃費も高まった「スクラムトラック」に販売店でも反響あつまる
280万円から! ホンダが新型「“3列”SUV」実車公開! MT設定&4.5m以下のコンパクトボディが嬉しい「BR-V」尼に登場
「日本一長い直線道路」なぜできた? 実際に走ってみたら「あれ…意外と時間かかる」理由とは
[新型セリカ]は最後の純ガソリンエンジンで”400馬力超え”を目指す!! マツダからは[ロータリー搭載]の電動車が登場か
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
「EVシフトの踊り場」議論を一蹴! EVシフトに向けて本気のホンダが投入する「10兆円」で何が起こる?
「中国車のイメージは、最先端のEV? 時代遅れのコピー車?」2択アンケート結果は【クルマら部 車論調査】
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税&重量税”高くなるのか…「クルマは税金の塊」「いい加減見直して~」の声も? 理不尽な重課措置の仕組みとは
みんなのコメント
日本はせめて駐車場をコストコサイズにして欲しいね
自動車関連の税金余ってたのに一般財源しやがってクソ民主が
アルファード一強の市場にトヨタがわざわざ投入する訳もなく、物好きが並行輸入…だったのがもう出来ない。
惜しいなぁ。