車種別・最新情報 [2022.02.23 UP]
最新版・人気SUVトップ10【6】TOYOTA カローラ クロス
激戦カテゴリーの“勝ち組”勢揃い!!
グレード選びのポイント、ズバリ教えます!!
単なるブームに留まらず、今やクルマ選びの中心カテゴリーとも言えるSUVは、メーカー各社が新型を次々に投入する激戦区となっている。その中で競争に勝利した人気モデルをまとめて10台、グレード選びに着目しつつ紹介する。
●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久
年間合計台数では発売されてからの期間が大きく影響するため月販平均を人気の指標とした。※レガシィ アウトバックは本誌ではワゴン部門に算入。※本企画内の販売台数についての「年間」は2020年12月~2021年11月の12カ月です。
カローラの基準モデルたり得るSUVルックのハイトワゴン
TOYOTA カローラ クロス
●車両本体価格:199万9000~319万9000円
●発表年月(最新改良):'21年9月(未実施)
【パワートレーン】
■1.8ℓ直4・FF
■1.8ℓ直4HV・FF/4WD
SUV部門【人気 第6位】
■月販平均 3830台
■年間販売台数 1万1490台
価格も機能も伝統の名を
裏切らない丁度良さ
トヨタのSUVではヤリスクロスとRAV4の中間に位置するがコンセプトや適応用途ではヤリスクロスに近い。つまり、カローラスポーツ(2BOX)の室内高及びキャビンを拡大して実用性を向上。カローラツーリング(ワゴン)の代替となる新趣向の実用重視モデルである。FF車のリヤサスを新開発のトーションビーム式に変更するなど、価格上昇抑制にも積極的であり、カローラ系の次世代基準器と考えてもいい。
パワートレーンはセダン/ワゴン系と同じく1.8ℓのガソリンとハイブリッド。4WDはハイブリッド車のみの設定で、誘導モーターを用いる簡易型E-Fourだ。4WD機構を見ればヤリスクロスよりも悪路対応力が低下しているが、元よりSUVらしい悪路踏破性を求めた開発思想ではない。その点ではSUVルックのハイトワゴンと理解してもいい。
トヨタ・セーフティセンスは最廉価グレードが若干制限されているが、全車に全車速型ACCと走行ライン制御型LKAを標準装着し、同クラスではトップレベル。パワーシートなどの上級装備も用意するなど、コンパクトSUVの最上位に位置するモデルに相応しい装備も採用されている。
世界各国で販売されるグローバル戦略モデルで、コスパに優れた実用SUVとして開発されている。既存のパワートレーンや装備類を積極的に採用して価格を抑制。趣味性の強さよりも汎用性やお値打ち感をアピールする、カローラの名にふさわしいベーシックモデルだ。
グレード選び指南
走りと燃費でハイブリッド車を選びたい
カローラクロスの4WDは生活四駆プラスαレベル。半端に悪路踏破性を求めるよりオンロード用途向けに選択するのが無難だ。ガソリン車とハイブリッド車で加速性能や余力に大きな違いは感じられないが、ドライブフィールはハイブリッド車のほうが1ランク上。燃費のアドバンテージもあるので、予算に余裕があればハイブリッド車がいい。
【おすすめグレード】
ハイブリッドS(FF) ●275万円
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