刻め、風のツインビート!【カワサキZ650RS】丸山浩の試乗インプレッション
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年11月3日
カワサキZ650RS 概要
大人気Z900RSに次ぐカワサキ名車復刻シリーズの第2弾。並列2気筒エンジンのスポーツネイキッドZ650をベースとし、900版と同じくZ1/Z2風の外装でまとめ上げたミドルヘリテイジだ。並列2気筒では流行の270度クランクではなく180度クランクで、鼓動感よりもスムーズな吹け上がりを楽しめるキャラクターとなっている。鋼管トレリスフレームはシートレール部分を改修して往年のフォルムを実現。ワイヤースポークを思わせるホイールは650用にサイズを最適化した専用品で、同様にヘッドライトも900よりもモダンなハウジング形状だ。
’23 カワサキZ650RS
◆主要諸元
―― 【’23 KAWASAKI Z650RS】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.5kg-m/6700rpm ■車重188kg シート高800mm 12L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●色:キャンディエメラルドグリーン メタリックムーンダストグレー×エボニー ●価格:103万4000円 ●発売日:2022年11月1日
―― 【カラーバリエーション】キャンディエメラルドグリーンは継続、ヘッドライトリングも黒塗装でモダンな雰囲気のグレー×エボニーはグラフィック変更。 [写真タップで拡大]
―― 兄貴分900RS(写真左)との車重差は25kgと、Z650RSはグーンと軽量。2気筒であるため横幅もスリムで、車格は全体的にコンパクトで取廻しは抜群だ。タウンユースでも気軽に乗れるフレンドリーさで、まさに”毎日乗れるZ”に仕上がっている。※写真は’22 50thアニバーサリー [写真タップで拡大]
◆エンジン
―― Z650の並列2気筒エンジンをベースモデルとする。6000rpmまでの低中速域ではムラのないトルクカーブを描きつつ、高速域に突入しても伸びがいい。全域を通じて安定感のある出力特性を発揮してくれる。 [写真タップで拡大]
◆シャーシ
―― しなやかさが自慢のトレリスフレームはZ650から1.5kg軽量化。φ41mmの正立フォークもベース車譲りで、24°/100mmというキャスター/トレール値も不変。 [写真タップで拡大]
◆足まわり
―― φ41mm正立フロントフォークにホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションを採用。フロントのφ300mmダブルディスクブレーキとリヤのφ220mmディスクブレーキをボッシュ製ABSが高度に制御する。 [写真タップで拡大]
◆主要装備
―― 加飾リングによって彩られた丸型LEDヘッドライトは、全体的にオーセンティックなZ650RSのスタイルに現代的な味付けを加える。 [写真タップで拡大]
―― Z900RS同様のアナログ2連メーター+モノクロ液晶としたレイアウト。液晶部にはギヤポジション/積算計/燃料計/時計/瞬間&平均燃費などを完備する。計器内の緑ラインが650ならではだ。 [写真タップで拡大]
―― スリムなティアドロップ型タンクはZ650から3L減の12L。公称燃費から計算した航続距離は約280km。 [写真タップで拡大]
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