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歴代ロータス 1番 “売れなかった” クルマは? 5位~1位

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歴代ロータス 1番 “売れなかった” クルマは? 5位~1位

ロータス販売台数ワースト10 5位~1位

5位 ロータス・2イレブン(2007-2011):358台

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売れなかったランキングの第5位は、エリーゼをベースにしてトヨタの2ZZ-GTスーパーチャージドエンジン(255ps)を積んだ2イレブンである。

余分な重量を生むものは、なにもかも剥がした2イレブン。
英国仕様は、
・車重:670kg
・0-97km/h加速:3.8秒
・最高速度:240km/h
という公道走行可能なサーキットウェポンの名に恥じないスペック。たしかにロータスのなかにあってなお、敷居が高いモデルだ。


4位 ロータス340R(2000):340台

こちらもエリーゼをベースにしているが、見ての通り
・ドアなし
・屋根なし
・シルバーまたはブラックのカラースキームのみ
というスペシャルエディション。

エンジンは、KシリーズのVHPDユニットで178psを発生。タイヤまでもヨコハマによる専用設計と、スペシャルづくしのモデルであった。


3位 ロータス・エスプリ・スポーツ350(1999-2001):48台

ロータスは、この限定車を50台製造しようと計画した。

スポーツ350は、エスプリV8仕様を究極のサーキットマシンにすべく、
・改良型APレーシングブレーキ
・ハードなサスペンション
・OZレーシングのアロイホイール
を採用。極めつけは、カーボンファイバー製リアウイングの搭載。まさに究極のエスプリである。


2位 ロータス・エヴォーラ・モータースポーツGT4レーシング(2011-2015):21台

車両価格£125,000(1780万円)。ヨーロッパや英国のGT4選手権用にロータスレーシングが開発したモデル。

・コスワース開発4.0ℓエンジン:360ps
・X-トラック製6速シーケンシャルギアボックス
・大径ブレーキ+4ポットキャリパー(四輪)
という強烈なパッケージを選んだ。

さらにインテリアを極限までシンプルにしたことで、車重1200kgを達成している。


1位 ロータス・エリーゼ2 SPS(2011):5台

そして1位に輝いたのは、販売台数5台というなんとも希少なロータス・エリーゼ2 SPSである。

SPS(シリアル・プレシジョン・シフト)は、
・ロボタイズド・マニュアルミッション
・パドルシフト
という賢い組み合わせによって軽量化をすすめ、ドライビングエクスペリエンスを高めたモデルだ。

しかし “複雑すぎる” アイデアが、ロータスの哲学にそぐわないと判断するカスタマーが多く、受注は振るわなかった。

▶ 「歴代ロータス 1番売れたクルマは? ベスト10」はこちら

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