ひょんなことから「オフロード走行」に誘われ、オフロードの沼に片足をつけてしまった筆者。愛車ジープラングラーのポテンシャルの高さに惚れ直したが、やはりノーマルタイヤでは心もとない。そんなことで、ついにタイヤをオフロード仕様にすることを決意。
機能云々より「見た目重視」
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アウトドアギアだと「このブランドのコレがいい」とこだわりを意見できるのだが、正直私は車に関しては無知。カスタムパーツのブランドひとつも言えない状態で、いつもラングラーのパーツを変えるときは夫に「こんなのが欲しい」と言って、サーチしてもらっていた。
しかし、今回は心強い。全幅の信頼をおくオフロードグループの隊長が車のカスタムを行っているため、彼に要望を伝えて、タイヤを選んでもらった。
とりわけ私は機能性云々はわからないので・・・
1.激しい凹凸も超えられるタイヤ
2.見た目重視!太くて大きくかっこよく
3.値段が高くないモノ
と、わがままな条件を出して、タイヤをチョイスしてもらった。
決めたのはMilestone Tiresの「Patagonia」
隊長が選んでくれたのは、オフロードの機能性が好評だがコスパがよい「Patagonia」のMTタイヤ。
タイヤには「AT(オール・テレーン)」と「MT(マッド・テレーン)」があり、さまざまな路面でバランスよく走れる万能な「AT」に対して、MTはグリップ性が高く、タイヤも丈夫でパンクしにくい、オフロードに特化したタイヤ。MTは通常の道では走行音がうるさいことや、燃費が悪くなるというデメリットがあるが、近年のタイヤはそのデメリットもだいぶん解消されてきているとのこと。
普段夫婦で遠出するときは夫の車がメインで、私の車はキャンプやオフロードに行く場合が主なため、今回は初のMTにしてもらうことに!そして、タイヤの大きさも、37インチと私の2ドアラングラーで可能な限り大きいサイズのモノへカスタムしてもらうことに決めた。
ホイールも変更
当初はタイヤだけ変えて、ホイールはそのまま再利用する予定だったが「安くてかっこいいものがあるけど、ホイールも変える?」という隊長の悪魔のささやきと、タイヤが思った以上に高くなかったこともあり、武骨なスタッド付きのホイールも併せて変えることにした。
ラングラー君の男前度がアップ
太くて溝が深いタイヤにすることで、武骨感が増し増しになった新ラングラー。
ただし、車体が高くなったため、車に乗るとき乗りずらくなった。そして、車のスピードメーターはタイヤの外周と回転数によって決まっているため、タイヤや変わることで実際の速度に誤差が生まれる。よって、スピードメーターの数字と燃費の数字が実際と誤差がでることを頭に入れて置かなければならい。
それらをひっくるめても「見た目重視!」にパワーアップしたラングラー君はイケメンになり、ますます惚れ直した。
ただし・・・・
「できるだけ大きなタイヤ」を希望した筆者。怪訝していた走行時の騒音はまったく気にならなかったのだが・・・。
その後、2つの問題が発生した。
1つ目は、リアドアにあるエクストラタイヤが大きく重量が重くなり、リアドアの開け閉めが大変になったことは仕方がないが、車の後部に付けていたヒッチキャリアがつけられなくなったことだ。
私のラングラーは2ドアで後部座席を取り除いても荷台が少ないため、長期キャンプに行くときや猫とキャンプに行くときは、荷物スペースが拡張できるヒッチキャリアを付けていた。
以前のタイヤでは問題なくヒッチキャリアを装着できたが、新タイヤの場合、ヒッチキャリアがタイヤとぶつかり入れられず、使用できなくなってしまった。
そして、2つ目は新タイヤでオフロードを走行して気づいたのだが、凹凸が激しい場所を走るとき、タイヤがフェンダーにぶつかってしまうというトラブルが発生!
通常の道ではタイヤがフェンダーにぶつかることはないのだが、凹凸が激しいオフロードでは「ガツガツ」とぶつかり、フェンダーの留め具が取れるほどに・・・。
次はフェンダーを変えないといけないかな~。
文/舟津カナ
編集/inox.
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みんなのコメント
その前に、そんな物を提案するオフロードグループの隊長って、見た目重視のなんちゃってオフローダー??