再現度高し！ 人気ホラーゲームを新たに映画化『バイオハザード：ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

　ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画化され大ヒットを記録したゲーム「バイオハザード」が、キャストらを一新して再び映画化。『バイオハザード：ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、1996年にリリースされ社会現象を巻き起こしたゲームシリーズの雰囲気を大いに反映させた“新「バイオ」映画”です。

　本作にはクレアやレオン、ジルやクリスといったゲームの主要キャラクターが登場。シリーズを通しての重要人物だったアルバート・ウェスカーをNetflix『アンブレラ・アカデミー』（2019年）のトム・ホッパーが演じています。監督は、錚々たるセレブの娘たちが大集合した海洋パニックスリラー『海底47m』シリーズ（2017年／2019年）を手掛けたヨハネス・ロバーツ。

　また、ケルベロスからゾンビ、クロウ、クリムゾンヘッドやリッカーらしきクリーチャーらのお馴染みの敵、そしてゲーム1作目のリメイク版に登場した実験体リサ・トレヴァーなども登場し、ゲームファンを喜ばせてくれます。

　キャラクターだけでなくゲームの有名シーンも再現しつつ、適所に様々な変更を加えることでホラー映画としての強度を高めている本作。ポケベルやPDAデバイスしかない時代設定で00年代以前のホラー映画の閉塞感を醸し出し、無闇に風呂敷を広げない地に足のついたSFホラー映画に仕上げています。

　ジョヴォヴィッチの旧映画シリーズにはBMWのS1000XRやK1200R、KTM 690エンデューロR、スズキのイントルーダーが登場しました。本作にはハーレーダビッドソン・ナイトトレインが映りますが、ゲームに登場した車種と酷似している点に要注目です。

　ゲームファンと映画ファンの双方に見どころを用意しているリブート版バイオ映画『バイオハザード：ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、2022年1月28日（金）より全国公開です。

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