令和の若者が「スーパーシルエット」テイストを再解釈
令和の学生達が昭和のオジサン達を喜ばせてくれるマシンを完成させてくれました。その名は、なんともそそられるネーミングの「スーパーシルエットポリス」。製作したのは、福島県にある国際情報工科自動車大学校の生徒たちです。日産「スカイライン」をベースに作り上げたひときわ異様なオーラを放つマシンを見ていきます。
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スーパーシルエットと西部警察のコラボ
時代は1980年代にさかのぼる。市販車の面影を残していながら、その迫力とカッコよさは段違い。若者たちが今よりももっとクルマに速さを求め、クルマそのものに純粋に熱い情熱を注いでいた80年代、スーパーシルエットは憧れの存在だった。そんな特別なスーパーマシンが、東京オートサロン2024に現れた。
製作したのは福島県にある国際情報工科自動車大学校の学生達で、2023年は軽トラックのスズキ「キャリイ」ベースの「WIZ CONCEPT XVII MoveGarage」という名の可変スライド機構を持つ移動式のオトコの隠れ家を披露してくれた。今回も長年受け継がれたユニークな発想から、乗り物好きの興味をそそる自由で面白いカスタムカー「スーパーシルエットポリス」をわれわれの前で発表してくれた。
オジサン世代なら誰もが足を止めるであろうなんて狙いがあったのか、スーパーシルエットポリスが展示されている会場前を通るオジサン達は、自然と吸い寄せられるように車両に近づきまじまじと見学。やはり、この世代にとって、スーパーシルエットは特別に引き寄せられる存在であることをあらためて実感した。
この車両を製作したのは、同校に通う旧車好きの学生17名だ。それぞれの意見とアイデアを出し合い、昔を懐かしむような車両を作り上げたいという話から、福島日産自動車に協力を依頼し、特別に「スカイライン 370GT」CKV36型を提供してもらった。そして、これをベースにモータースポーツが華やかな時代に一世を風靡した「スーパーシルエット」を復活させることを思いつく。また、懐かしいという意味に対してより深みを持たせるべく、もうひと工夫のひねりを加えることに。
その結果、ほぼノリといってもいい発想で、1980年代に当時大人気だった『西部警察』に目を付け、これとコラボミックスさせることでスーパーシルエットポリスという発想とネーミングが完成した。
一部パーツに中空構造を採用
完成車は見ての通りよく出来ている。むしろスカイライン CKV36型ならではの鋭い表情が強調されて、凄みを感じるほどだ。大胆に張り出したシルエットボディはFRPで作り、箱形フェンダーは造形出しに苦労したということ。出幅については片側75mm広げているので、全幅は1920mmにも達する。また、フロントスポイラーもFRPで成形し、約500mmほどの突き出し量を誇っている。
生徒達が製作したボディカウルはウレタンフォームを使って造形を作り出し、それをマスター型としてFRPで成形していく技法で、一部パーツに中空構造を採用しているのがポイントということ。こうすることによって、FRP単体重量の軽量化になる。
発想はノリに近いものがあるが、製作に関しては真剣で、この姿で走行できるように作り込んでいることにも注目したい。ただのお飾りして出来た張りぼてマシンではないわけだ。
また、シルエットボディのスタイルのカッコよさと共に『西部警察』を意識させる作り込みは、ルーフのパトライト以外にロケットランチャーの装備にも見られた。さすがに弾は発射しないが、こうしたギミックを取り入れた作りにオジサン達の目は釘づけにされたというわけだ。
また、内装にも注目すべき処理が施されていて、助手席から運転席まで覆うコンソールパネルは、『西部警察』に登場したマシンXをイメージとして作り込まれた。大型モニター等を配置して現代風に仕上がっているが、よく見るとパネルがカーボン化してあったり、純正エアコンパネルやスイッチを別の場所に移動するなど、手間をかけて作ったことがよく伝わる。細部の作り込みも申し分なしといった仕上がりだ。
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