剛性が高いと好評だった125ccモデルのNMAXと共通のボディに、155ccのブルーコアエンジンを搭載するNMAX155。アーバンクルーズに適した車体は、同カテゴリーのマジェスティSよりも足着き性に優れ、前後ディスク+ABSのブレーキ機構を標準で装備するなど、実用面、機能面の高さが光る。
ヤマハ・NMAX155
「ガチ攻め」できる高剛性フレームを新採用!キムコ・レーシングS125【スクーター試乗レポ】
37万8000円
■■実力分析結果■■
・加速力……………………………8Point
・最高速……………………………8Point
・実用性……………………………8Point
・コストパフォーマンス……7Point
全体のバランス感が秀逸 走りが心底楽しめる!
上記で紹介しているNMAXをベースに155cc化。その核となるブルーコアエンジンにはNMAX同様に低回転から高回転まで最適なタイミングを維持する可変バルブタイミングシステム(VVA)を採用し、全域でパワーを生み出すことに成功している。
125cc版と同じく完成度の高いマシンなのだけれど、このNMAX155は排気量が増大したことでエンジンと車体とのバランスがさらに良くなった。普段はビックバイクに乗っている私が乗ってもパワーに不足を感じないし、走ること自体を楽しめる。単なる移動手段を超えたスポーツマインドに溢れているのだ。
ガッシリとした剛性感のあるフレームとニュートラルなハンドリングによってバンクさせていく時も不安がない。このあたりはNMAXの共通項ではあるが、下からきっちりとパワーをかけて安定させることができるのでさらに好印象!
パワフルかつ滑らかな出力特性と、それを巧みにコントロールできる操安性など全てにおいてハイレベルで、今回試乗した全スクーターの中で最も良くまとまっている印象を受けたほど。今旬の150ccクラスの中にあってさすが最新モデルなだけはある。
ちなみにPCX150と比較してみれば完成度、質感、走りの性能ではなかなか良い勝負。マジェSとではパワー感は互角だが、スムーズさや楽しさでNMAX155に軍配をあげたい。(後藤 武)
後藤 武>>>
オートバイ誌クラブマン元編集長。顔に似合わず繊細な感覚の持ち主で、各車の違いを読み取る。
佐川健太郎‘S IMPRESSION
じつはスプリンター気質
「見た目も乗り味も新時代のスクーター感がひしひしと伝わってくる。エンジンはスムーズで力強く、130kg弱の車体の軽さを生かして100km/hまであっという間に達する俊足の持ち主。車体剛性が高くハンドリングもカチッとしていて気持ちが良い」
佐川健太郎>>>
バイクジャーナリスト、「ライディングアカデミー東京」校長、日本交通心理学会員などいくつもの顔を持つ。愛称はケニー佐川。
Specifications
■全長×全幅×全高 1955×740×1115mm ■シート高 765mm ■車両重量 128kg(装) ■総排気量 155cc ■エンジン種類 水冷4ストSOHC ■最高出力 15ps(11kW)/8000rpm
■最大トルク 1.4kgm(14N・m)/6000rpm ■燃費 41.7km/ℓ ■燃料タンク容量 6.6ℓ ■ブレーキ (前後)ディスク ■タイヤサイズ (前)110/70-13(後)130/70-13 SPEC
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