■ロボットカーのプログラミング、缶バッチの製作、ラジコン体験など開発から運転までの喜びを実感
2019年6月22日・23日の週末にマツダが「サスティナブルZOOM-ZOOMフォーラム2019 in 横浜」というイベントを開催した。会場は海沿いにあるマツダR&Dセンター横浜。まさに開発の最前線といえる場所に多くのファンを集めて行われたイベントだ。
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イベントに参加した多くのマツダファンにとって注目はMAZDA3に関する情報。試乗会も行なわれ、開発者やデザイナーによるトークショーも開催された。そのほか開発エンジニアによる講演会にも熱心なファンが席を埋めていた。写真撮影が禁じられた先進技術のパネル展示では、ドライバーの視線移動から集中力が落ちていることや眠気を検知する仕組みといった未来の安全技術が発表されていたのも興味深いところだったろう。
さらに、北米で開催された耐久レースに市販のSKYACTIV-D 2.2エンジン(クリーンディーゼル)を積んで参戦したソウルレッドのレーシングマシンや、1992年のル・マン24時間耐久レースで4位に入賞したV10エンジンを積んだ「MAZDA MX-R01」といった歴史的なレーシングマシンも展示され、これまた多くのファンがシャッターを切っていた。
しかし、イベント名に「サスティナブル」とあるように、このイベントは持続可能性についても大いに考慮していた。それは内燃機関が将来の環境に対してどれほど貢献できるのか、というアピールだけではない。具体的には、未来のクルマ社会の主役であり、マツダのファンになる可能性を持った子供たちが参加できるプログラムが充実していたのだ。
その内容は、クルマに関わる要素を広くカバーしていた。クルマ型ロボットを目的地まで自動で走らせるための「プログラミング教室」、プレス機を自分で操作することでものづくりを体験できる「缶バッジ製作」、デザインセンスを磨くことのできる「ぬりえ」や「ペーパークラフト作り」。さらに環境問題などの知識を得られる「マツダの挑戦 クイズショー」といったところ。京商ミニッツを使った「ラジコンサーキット」も用意されていた。
商品企画、デザイン、開発、製造といった自動車メーカーの役割を体験した上に、操る喜びも実感できるものだった。若者のクルマ離れといった言葉が使われるようになって久しいが、マツダはこうしたイベントにおいても未来のクルマファンが生まれるよう多くの種をまいている。しかも、キッズコーナーがかなり充実していたのも印象的だ。目先のユーザーではなく、将来を見据えたマツダの姿勢は自動車メーカーとして真っ当なアプローチであると感じる。なにより、子供たちの笑顔がマツダのアプローチが正しいことを証明していた。
革新的な燃焼技術SPCCIを採用した新世代エンジン「SKYACTIV-X」を開発するなど、内燃機関による持続可能なクルマ社会を目指すマツダ。果たして、このイベントに参加した未来のオーナーが実際にクルマを運転するようになるころには、どのようなクルマを売っているのだろうか。
文・写真:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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