現地時間10月26日、2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選がアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)が今季初、通算6回目のポールポジションを獲得した。
2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(RB)はQ2でクラッシュを喫し11番手となった。
■Q1:ペレス&ピアストリがまさかの敗退
18分間のQ1は現地時間15時、気温22度、路面温度45度、湿度41%という曇り空のもとで開始された。
多くの車両がソフトタイヤ(C5)を履いてコースインするなか、フェラーリ勢、メルセデス勢、マクラーレン勢はミディアムタイヤ(C4)で最初のアタックへ。まずはノリスが1分17秒203をマークし暫定首位に浮上する。
レッドブル勢はセッション前半からソフトを装着し、フェルスタッペンが1分16秒998をマーク。ミディアムタイヤのノリスに0.205秒差をつけて暫定首位に浮上する。
ただ、母国グランプリを迎えたセルジオ・ペレス(レッドブル)はタイムが伸びず、ファーストアタックは1分18秒530。フェルスタッペンから1.532秒遅れとなる。
そんななか、新フロア投入の効果もあってか、初日のFP1とFP2で3番手、FP3は7番手と好位置につけていた角田は、最初のアタックで1分17秒239。この時点でのセクター3最速タイムをマーク、フェルスタッペンから0.241秒差につけた。
ただ、目下のライバルであるハースのニコ・ヒュルケンベルグが1分17秒186を叩き出し、フェルスタッペンから0.188秒差につける。
残り5分を切り、全車がソフトタイヤに履き替えると、ノリスが1分16秒505を叩き出しトップに浮上する。一方、ピアストリもソフトタイヤに履き替えてアタックに入ったが、ターン12でトラックリミット違反を取られタイム抹消に。
これで残り2分という段階で19番手ピアストリ、20番手ペレスというオーダーとなった。最終盤、ペレスは1分17秒611までタイムを上げるが18番手、ピアストリも1分17秒597で17番手という状況でチェッカーを迎え、上位2チームのマシンが1台づつQ1敗退となってしまった。
Q1最速はノリス、2番手サインツ、3番手フェルスタッペンとなった。RBの角田は7番手、リアム・ローソンは13番手でQ2進出を決めた。
Q1敗退は、16番手フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、17番手ピアストリ、18番手ペレス、19番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、20番手周冠宇(キック・ザウバー)の5台となった。
この予選結果が、レッドブル、マクラーレン、そしてフェラーリによる今後のコンストラクターズ争いに大きな影響を与えるかもしれない。
■Q2:角田裕毅のクラッシュで赤旗終了
続く15分間のQ2。トラックエボリューションによるタイム向上が大きいアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスなだけに、セッション開始早々からコースインしたのはフェラーリ勢2台、フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)というわずか4台だった。
なお、この時点での気温は22度と変わらずも、路面温度は38度まで下がっていた。
そんななか、フェルスタッペンが早々に1分16秒629を叩き出し暫定首位の座を確保する。ただ、好調ノリスが1分16秒301を叩き出し、フェルスタッペンを0.328秒上回り暫定首位におどり出る。
残り8分というところで角田がアタックへ。まずは暫定8番手となる1分17秒129をマーク。角田とは異なる修正前のフロアを装着するローソンも角田の0.033秒遅れの暫定9番手につけた。
最終盤、各車アタックに入るなか暫定11番手に下がっていた角田も最後のアタックに入った。しかし、角田はセクター1で自己ベストを超えられない。
そんな角田は、ターン12でブレーキロックからバリアにクラッシュを喫してしまい、Q2は赤旗となった。残り時間僅かだったこともあり、この赤旗を持ってQ2は終了に。なお、チームからの「大丈夫か?」という無線に、角田は「大丈夫。ごめんなさい」と返答し、自身の足でマシンを降りている。
Q2トップはノリス、2番手フェルスタッペン、3番手サインツ、4番手ルクレール、5番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、7番手アルボン、8番手ヒュルケンベルグ、9番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、10番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の10台がQ3進出。
11番手角田、12番手ローソン、13番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、14番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、15番手バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)の5台がQ2敗退となった。
■Q3:サインツが今季初ポール獲得
ポールポジションを決める最終Q3は12分間。角田のクラッシュに伴うバリア交換のためディレイとなるなか、気温22度、路面温度36度というコンディションで開始された。
10台がファーストアタックを終えた時点でトップは1分16秒055をマークしたサインツだった。フェルスタッペンは2番手タイム記録かと思われたが、ターン2でのトラックリミット違反によりタイム抹消。0.360秒差のルクレールが暫定2番手となり、フェラーリがワンツー構築。3番手にラッセル、4番手にハミルトンが続き、メルセデス勢が続いた。
残り3分30秒を迎えると各車一斉にコースインし、最後のアタックに臨んだ。そんななかでもサインツが好走を見せ、1分15秒946をマーク。サインツが今季初、通算6回目のポールポジション獲得となった。
0.225秒差の2番手にフェルスタッペン、0.314秒差の3番手にノリスが続いた。ルクレールは最後タイムを伸ばしきれず、サインツから0.319秒差の4番手となった。
以下、5番手ラッセル、6番手ハミルトン、7番手マグヌッセン、8番手ガスリー、9番手アルボン、10番手にヒュルケンベルグが続いた。なお、ルクレールとヒュルケンベルグは最終アタックでミスがあったようだ。
2024年F1第20戦メキシコシティGP、71周の決勝は日本時間28日5時(現地時間27日14時)にスタートが切られる予定だ。
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