現代自動車(以下、ヒュンダイ)は、初代「グレンジャー」をもとにしたコンセプトカーを発表した。
1986年に登場した初代「グレンジャー」は、三菱自動車の2代目「デボネア」とプラットフォームを共有するヒュンダイのフラグシップモデルだった。1988年開催のソウルオリンピック時に、VIP向けの高級車が必要だったヒュンダイが、三菱自動車に開発を依頼したことでうまれた。
登場から35年を経た今年、初代グレンジャーのボディを使ったバッテリーEV(電気自動車)のスタイリング提案のためのコンセプトカーを発表した。これは、ヒュンダイが“レトロ・フューチャー”と呼ぶスタイリング・アイディアにもとづくもので、2021年5月に発表された初代ポニーに次ぐ第2弾だ。
フロントグリルや灯火類、アルミホイールのデザインが違うとはいえ、一見して初代グレンジャーが元ネタになったスタイリングであるとわかる。
いっぽう、フルデジタルの計器類や大型のインフォテインメントディスプレイなどのあるインテリアはレトロではない。エアコンやオーディオなどは、タッチモニターですべて操作できるため、物理的なスウィッチがほぼなく、すっきりとした。
18個のスピーカーで構成されたサウンド ・システムは、臨場感ある音楽が楽しめるという。ギアセレクターは、旅客機のスロットルレバーのようなデザインだ。
鮮やかなワインレッドが特徴のシート表皮は、ベロアとナッパレザーのコンビ。ドアライニングには、LEDを使ったアンビエントライトも装着する。
搭載するモーターやバッテリーの詳細は不明。今後ポニーとグレンジャーに次ぐ第3弾が登場するということだ。第3弾は、三菱の初代「パジェロ」のライセンス・モデルとして1991年に登場した「ギャロッパー」を使うようだ。
文・稲垣邦康(GQ)
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日本の自動車メーカーも一度やってみて欲しい。