フィリップアイランドでMotoGP第17戦オーストラリアGPのMoto2クラス決勝が行なわれた。優勝したのはフェルミン・アルデゲル(Beta Tools SpeedUp)だった。
Moto2クラスはアルデゲルがポールポジションを獲得。ランキング上位のアロン・カネット(Fantic Racing)、アロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp)がフロントロウに並んだ。
Moto2チャンピオンに王手をかけている日本人ライダーの小椋藍(MT Helmets - MSI)は、9番グリッドからのスタート。レース展開次第で今回戴冠を決める可能性もあるが、まずはしっかりとポイントを獲得したいところだ。佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は予選Q1を突破し、14番グリッドを確保した。
スタート直後のポジション争いでは、ロペスが先頭を確保。カネット、アルデゲルと続き、さらに小椋もスッと前に出て5番手まで浮上した。
トップ争いはロペス、カネット、アルデゲルの3名が少し抜け出してバトルを展開。4番手にマヌエル・ゴンザレス(Gresini Moto2)、5番手に小椋という並びだ。
小椋は3周目ターン4でオーバーランがあり、少し後退。トップグループとの間の差が広がった。
トップ争いは5周目にカネットが先頭へ浮上。首位の座を固めたあと、カネットはペースを引き上げてライバルを引き離しにかかった。
しかしアルデゲルとロペスも負けじとペースアップ。トップ3が非常にハイペースな走りを続けることになり、4番手以下に対してどんどん差を広げていくことになった。
9周目、今度はアルデゲルがトップへ浮上。彼のペースは非常によく、レース中にもかかわらずオールタイムラップレコードを更新する速さを発揮。2番手のカネットはなんとか食らいついたが、3番手のロペスはトップ争いから脱落した。
アルデゲルとカネットによるトップ2の争いとなったレースは、終盤の17周目にターン10でカネットがアルデゲルをオーバーテイク。再びトップが入れ替わった。
カネットは残り3周までトップを引っ張ったが、走行ラインがワイドになってしまう場面があり、アルデゲルがそれを見逃さずにカネットをパスし、首位を奪還した。
ラストラップのバトルではターン4でカネットがインを突いてトップを奪ったが、ターン10でアルデゲルがやり返してカネットをオーバーテイク。アルデゲルがカネットを半ばコース外に追い出す形となったがそのままフィニッシュし、アルデゲルがオーストラリアGPを勝利し、カネットが2位となった。
また3位争いでは終盤にロペスが転倒したこともあり、小椋を交わしたルーキーのセナ・アジアス(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が初表彰台を獲得。小椋は4位フィニッシュで堅実にポイントを積み重ねた。佐々木はポイント圏内での争いを見せたが、終盤に転倒しレースを終えた。
チャンピオン争いは首位の小椋がランキング2番手となったカネットに65ポイント差、ランキング3番手のアルデゲルと4番手のガルシアに66ポイント差という状況。次戦第18戦タイGP終了時点で51ポイント差をつければ王者が確定するため、小椋は5位以上に入ることが自力戴冠条件となる。
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