F1第22戦ラスベガスGPのフリー走行2回目が、アメリカのラスベガス・ストリップ・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、タイムは1分35秒265だった。
新設の市街地コースでの開催となったラスベガスGPは、初日からまさかの事態が起こった。FP1開始数分で、マンホールの蓋が外枠の保護コンクリートの問題で外れてしまい、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とエステバン・オコン(アルピーヌ)のマシンが直撃を受けて大きなダメージを負ってしまったのだ。これを受けFP1は赤旗終了となり、安全確認が実施された。
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その結果、FP2は定刻より2時間半遅れの現地時間深夜2時30分よりスタート。しかもFP1で走行できなかったため、セッションの時間が通常の60分から90分に拡大された。なおサインツJr.とオコンはシャシーを交換するなど大規模な修復作業を強いられたが、無事FP2に出走することができた。
セッション開始直後は、消化不良に終わったFP1で履いていたユーズドタイヤを履いて周回するマシンが多く、10周前後を走ってからソフトタイヤでのアタックを行なった。速さを見せたのはフェラーリの2台、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)らだった。特に今回初開催のコースということもあり、路面コンディションの改善、トラックエボリューションが大きく、同じタイヤで2度、3度とアタックしてその度にタイムを上げていくドライバーが多く見られた。
大半のドライバーが新品ソフトタイヤでのアタックを終えると、1分36秒660というタイムでトップにつけていたルクレールに、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.003秒差で肉薄。さらにはウイリアムズのアレクサンダー・アルボンも僅差で3番手につけた。4番手以下はサインツJr.、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルスタッペンが続いた。
その後、ライバルからひと足遅れる形でアタックを行なったアロンソが、1分36秒657にタイムを上げてトップ浮上。アストンマーチンの好調ぶり、そしてトラックエボリューションの大きさを感じさせた。
90分のセッションが折り返し地点を過ぎた頃、各車さらにもう1セット新品のソフトタイヤを投入してアタック開始。続々と1分35秒台のタイムが記録されていったが、ルクレールは1分35秒265までペースを上げてタイムシートのトップにとどまった。
セッション終盤は各々のタイヤでロングランを実施し、1分40秒前後のラップタイムで連続周回を重ねながらチェッカー。最終的にトップタイムはルクレールで、2番手がサインツJr.と、フェラーリのワンツーとなった。
3番手はアロンソが入り、4番手セルジオ・ペレス(レッドブル)、5番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、6番手フェルスタッペンと続く。アルファタウリの角田裕毅は1分37秒412というベストタイムで17番手だった。角田は多くのドライバーがソフト、もしくはミディアムでロングランする中、ハードタイヤで13周を走り、連続周回でのペースを確認した。
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