今年限りでF1を離れたフェルナンド・アロンソと、NASCARチャンピオンのジミー・ジョンソンは、月曜日にバーレーン・インターナショナル・サーキットでマシンを交換。アロンソがNASCARのマシンをドライブし、ジョンソンがメルセデスV8エンジンを搭載したマクラーレンMP4-28を走らせた。
アロンソはNASCARに乗る前にF1マシンを数周走らせ、1分40秒204のベンチマークを記録した。その後F1に乗ったジョンソンは、アロンソのタイムからわずか0.2秒落ちとなる1分40秒462を記録してみせた。
■アロンソ、早すぎるF1復帰!? マクラーレンのV8マシンをドライブ
「印象的だ」
アロンソはジョンソンのパフォーマンスについてそう語った。
「彼はコースに出る度に、タイムを削っていったと思う」
「時々、マシンに新しいタイヤを履かせる。しかし、そのグリップを活かすことはなかなかできない。しかし、彼は新品タイヤがもたらすグリップを予測し、そのグリップを引き出してラップタイムをまとめることができた。それにとても感銘を受けたんだ」
「彼は非常に真剣だった」
「僕らは1日中テストした。僕は4セットのタイヤを、彼は3セットもしくは4セットのタイヤを使ったと思う」
「マシンを交換するのは楽しかった。でもそれだけではなく、僕らは新たな環境を、そのカテゴリーの代表的な方法で、そしてそのスピードで感じてみたかった。結果、僕らは通常(レースに出る時)に近いものを感じることができた」
アロンソはNASCARマシンを走らせるのは”時代を遡るよう”だったと語る。
「このクルマは、技術面では基本的なモノだということは分かっている」
そうアロンソは語る。
「僕が最後にHパターンのギヤボックスで走ったのは、1999年のことだ(ユーロオープンbyニッサン)。ものすごく昔に戻ったように感じた」
「このマシンは、使えるグリップの量がすごく強力だった。だから、サーキットでドライブするのはとても楽しかった。周りを走っているクルマとは大きく異なるけど、間違いなく楽しんでいたよ」
NASCARで7度チャンピオンに輝いているジョンソンは、これがシングルシーターマシンの初体験だったという。しかしそのF1マシンのスピードに、驚かされたようだ。
「とてもビックリしたよ……」
そうジョンソンは語った。
「スピードに、とても興奮した」
「文字通り最初にコースに出た時、ヘルメットが浮き上がって外れそうだった。ヘルメットの中のマイクを見つめていたから、とても高かったんだ。当時の僕は『マシンを停めたくないけど、停めるべきだ……』というようなことを思った」
「ヘルメットを直して、再びコースインした。そして僕の目は、遥か先、コーナーの先を十分に見ていた」
「最終的には、ブレーキのマークにとても集中し、エイペックスを見ることができた。ブレーキを踏むタイミングも考え、そしていくつかの良いラップも走ることができた。楽しかったよ」
この日の”マシン交換”はイベントであるものの、ジョンソンはその準備に真剣に取り組んだ。そのため、アロンソよりも良い経験ができたと感じているようだ。
「どれほど近付けるのかは分からなかった」
そう彼は語る。
「”僕の中のレーサー”は、できるだけ近付くことに集中していた。だから僕はすぐに訊いたんだ。『彼のラップタイムは? データを見て、それを試してみることはできるか?』ってね」
「彼も僕のマシンでデータを見て、それを追いかけるチャンスがあった。最終的には正直に言って、彼よりも僕の方が、良い経験ができたと思う」
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