■簡素な造りが当たり前の「商用バン」とはひと味違う「スーパーGL」とは
トヨタのワンボックス型商用バン「ハイエース」は、商用ユーザーから絶大な支持を集め続けるロングセラーモデルですが、アウトドアレジャーや車中泊などを楽しむ個人ユーザーにも愛用者が増えています。
そんな個人ユーザーから人気を集めているのが上級仕様「スーパーGL」の特別仕様車です。どういったところが「凄い」のでしょうか。
【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「“スライドドア”付きバン」を画像で見る(30枚以上)
現行の5代目ハイエース(200系)シリーズは、2004年8月に誕生してからすでにデビュー21年目に突入した超ロングセラーモデルです。
3つのボディタイプを持つ商用バン仕様のほか、多人数乗車可能な「ワゴン」やマイクロバス仕様の「コミューター」など多彩なラインナップが揃います。
継続的に改良やマイナーチェンジを重ねながら、動力性能や先進運転支援機能、快適装備などを追加・改善し続けることで、今なお進化は止まりません。
そんなハイエースのなかでも、とくに個人ユーザーから愛され続けているのが、先代の4代目(100系)ハイエースバンから設定された最上級グレード「スーパーGL」です。
商用バンはコスパや機能性が最も重視されることから、内外装は極力シンプルな加飾に留め、後席は折りたたむことを前提とした簡素な造りとされます。
しかしハイエース スーパーGLは内外装に加飾を施し、後席には120mmのシートスライドやリクライニング機構も備えた立派な3人掛けシートを装着しています。
ミニバン並みのかけ心地を誇る後席とともに、乗用車感覚で使うことができるグレードといえます。
車体も4ナンバー仕様のロング・標準ボディ・標準ルーフ仕様なら、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmと、ミドルクラスミニバンの「ノア/ヴォクシー」などとほぼ同等の極めて実用的なサイズに収まっているも魅力です。
ガソリンエンジンのほか、2.8リッターディーゼルターボエンジン搭載車が選択可能で、駆動方式も2WDと4WDが用意されます。
また4ナンバー仕様に加え、1ナンバー仕様で「アルファード」級の余裕あるサイズを特徴とするロング・ワイドボディ・ミドルルーフタイプも選択できます。
ハイエース スーパーGLの価格は、315万5700円(消費税込み、以下同)から。
通常のハイエース(バン DX 3/6人乗り・ガソリン・2WD)の249万6000円から比べると、65万円以上も価格も上昇しますが一定の支持を集め続けており、リセールバリュー(再販時の価値)も高いグレードとなっているようです。
そんなスーパーGLの究極系といえるのが、より豪華な仕立てとした特別仕様車です。
これまでたびたび設定されており、現在は2018年8月の登場以来販売が続く「スーパーGL“DARK PRIME II”(ダークプライムツー、以下ダークプライムII)」が設定されています。
■「スーパーGL」はどんな人が買っている!?
ダークプライムIIの外観は、フロントグリルやバックドアガーニッシュ部分のメッキ加飾をダークメッキに変更。ヘッドランプ内の加飾もクリアスモーク仕上げにしました。
内装は、ステアリングホイールやシフトノブ、ドアトリムなどの各部に黒木目マホガニー調加飾を追加。スイッチパネル類のシルバー加飾部もダークシルバーに変更しています。
さらにシート地表皮の上質化、ルーフやピラートリム、セパレーターバーといった内装トリムのブラック化なども行われるなど、多岐にわたって高級化を図られています。
ハイエースバン特別仕様車 ダークプライムIIの価格は、2WD・ガソリン・ロングバンの標準ボディで329万600円から。ちなみに同仕様のスーパーGLとの価格差はわずか13万4900円と考えると、人気の理由もうなずけます。
※ ※ ※
首都圏のトヨタ販売店の営業スタッフによると、ハイエース スーパーGL系を求めるのは、平日は仕事用に、休日はファミリーカーとして兼用する個人事業主のユーザーが多いようです。
加えて近年は、ミニバンやSUVなどから乗り換える個人ユーザーも増えており、その理由についてはみな一様に「アウトドアレジャーを楽しむためにもっと広いハイエースを選んだ」と話しているといいます。
そんななか、2024年1月にトヨタはハイエースシリーズの一部改良を実施し、スーパーGLに「アースカラーパッケージ」を新設定しました。
アウトドアユーザーの間で流行中のアースカラー「ベージュ」「アーバンカーキ」を新設定したほか、マットブラックフロントグリルや樹脂素材色の前後ブラックバンパーとしたもので、上質さがウリのスーパーGLとは異なるタフなテイストが特徴です。
人気のハイエース スーパーGLシリーズにまた新たな流れを生んだモデルといえ、ますます個人ユーザーからの注目度は高まりそうです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「新型セレナ」発売に反響多数! 「待ってました」「魅力的」 超スゴい「高性能4WD」&地上高アップの「イーフォース」追加へ! 待望の「性能向上モデル」14日発売
「娘友達を乗せたらベルト未着用で捕まりました。ママ達は笑うだけで謝りません。不快です」投稿に回答殺到!?「感じ悪い」「でも貴女は命を預かってる」大激論に…悪いのは誰なのか
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
EVが内燃車に追いつく日! 2026年、所有コストが同等に――バッテリー急落&中古拡大が生む大転換点とは?
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント