レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGPでの勝利はスタート直後にポールシッターのランド・ノリス(マクラーレン)をパスできなければ勝てなかっただろうと語った。
2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、うまく加速しノリスの横に並んだ。ノリスの牽制で芝生にタイヤを落としたシーンもあったものの、ノリスのインをついてターン1に入ることに成功し、ノリスをパスすることができた。
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しかし、ターン1では4番グリッドから好スタートを決めたジョージ・ラッセル(メルセデス)が大外から2台をまとめてオーバーテイクし首位に浮上。最初の2ラップをリードした。
フェルスタッペンは2周目のターン14の立ち上がりでラッセルを捉え、DRSを使ってラッセルをパス。トップに躍り出た。
フェルスタッペンはこれによってレースをコントロールできるようになった。そしてレース終盤のノリスの追い上げを、それまでに築いたリードを使いながら逃げ切ることに成功。今季7勝目を挙げた。
「僕のレースを作ったのは、2周目にトップに立ったことと、基本的にランドの前に出れたことだと思う」
フェルスタッペンはそうSky F1に語った。
「そこでランドとのギャップを作ったことでレースに勝てたんだ。僕は最初のスティントから、非常にアグレッシブでディフェンシブなレースを展開していた」
「今日は彼らのほうが少し速かったし、タイヤもうまく使えていた。もちろん、それは少し気になるところだ。そんなモノは見たくないけど、チームとして今日は本当にうまくオペレーションできた。自分たちが持っているものを最大限活用できたんだ」
「もちろんエキサイティングなレースだったけれど、スポーツのことではなく、自分自身のことを考えると、もちろんもっとパフォーマンスが欲しい。だから最後までプッシュしなければならない」
「もちろん、最初のスティントがあったからこそ、僕たちは楽に前に出られた。スタートでランドを抜けなかったら、今日は2位だったと思う」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンの決定力を称賛。最初の2~3周が最終的に重要だったというフェルスタッペンの考えを支持した。
さらにホーナー代表は、レッドブルがマクラーレンに対して優位にレースを進められていると自信を持っていたと付け加えた。
「(フェルスタッペンは)かなり決定力があった。トラフィックに対してもそうだった。それが彼の重要な資質のひとつだと思う。他のドライバーもそれを知っている」
「(終盤)あの段階では、彼がタイヤマネジメントをうまくやってくれるはずだと感じていた」
「ランドが速かったのはターン1だが、そのコーナー以外はマックスがカバーしていた」
「彼はピットストップでのオフセットのせいで、常に近づいてきていた。しかし我々は常に、彼が十分な手札を持っていることを(シミュレーション)ツールから確信していた」
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みんなのコメント
現在のRBRのクルマは昨年ほど強力ではないのはペレスを見ればわかるだろう。
まさに、紙一重、フェルスタッペンとチームRBRの完璧なオペレーションがマクラのノリスからもぎ取った勝利なのに、そんな彼にブーイングとは…。