5代目日産『セレナ」は、広い室内空間とe-POWER人気により、ミニバンで国内販売ナンバー1(2018年4月~2019年3月まで)を誇る車種だ。
豊富なラインアップを持つ『セレナ』の中で「スタンダード」と呼べるのが『X』グレードで、もちろん、e-POWERも選べる。
日産「セレナ e-POWER」の燃費はどれくらい?グレードごとに比べてみた
そこで、を『セレナ e-POWER X』に注目したい。このクルマは賢いユーザーこそ必見だ!
日産『セレナ e-POWER X』が搭載するe-POWERって何?
2016年8月24日より発売された5代目日産『セレナ』の販売台数を一気に加速したのが、2018年2月28日に追加されたe-POWERだろう。
1198ccの小排気量エンジンで発電用のモーターを回転し、100kw(136PS)の駆動用モーターで走行する。
つまり、エンジンの出力は直接駆動力とはならないのだ。
そのため、乗り味は電気自動車と同じだ。アクセルペダルを踏むと瞬時に反応し、力強い走行を実現する。
日産『セレナ e-POWER X』の燃費ってどれくらい?
『セレナ e-POWER X』の燃費性能は、JC08モードで26.2km/Lとなっている。1997ccのエンジンを搭載する、S-HYBRIDの『セレナ X』(2WD)は17.2km/Lだ。
日産『セレナ e-POWER X』のスペック
小型乗用車サイズ=いわゆる「5ナンバーサイズ」に収まる、『セレナ e-POWER X』の主要諸元をご紹介しよう。
サイズ・重量・駆動形式
寸法:全長4685×全幅1695×全高1865mm
室内寸法:長さ3170×幅1545×高さ1400mm
ホイールベース:2860mm
車両重量:1740kg
乗車定員:7名
エクストロニックCVT(無段変速機)搭載
発電用エンジンと駆動用モーター
発電用エンジン
形式:HR12DE
種類:DOHC水冷直列3気筒
総排気量:1198cc
最高出力:62kw(84PS)/6000rpm
最大トルク:103N.m(10.5kgf.m)/3200-5200rpm
タンク容量:55L(無鉛レギュラーガソリン)
駆動用モーター
形式:EM57
種類:交流同期電動機
最高出力:100kw(136PS)
最大トルク:320N.m(32.6kgf.m)
動力用主電池:リチウムイオン電池
日産『セレナ e-POWER X』の価格は?
e-POWERで快速・低燃費を実現する日産『セレナ e-POWER X』の価格は299万7500円(税込)~。
【参考】日産:セレナ
日産『セレナ e-POWER X』の安全性能は?
全車標準装備で360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を採用する『セレナ』。
その先進性能を見ていこう。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
フロントカメラが前方の車両や歩行者を検知して、衝突の危険性が高くなると、メーター内のディスプレイに警告表示し、さらにブザー音でドライバーへ回避操作を促すもの。
万が一、ドライバーの操作で安全に減速できなかった場合は、緊急ブレーキを作動させ衝突回避、もしくは衝突時の被害や傷害を軽減する動きをする。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
前方の「車両進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」をフロントカメラが検知。間違って進入禁止路へ入りそうになった場合や、一時停止しなければならない場所で、メーター内のディスプレイへ警告表示。さらにブザー(進入禁止標識検知のみ)によりドライバーへ危険を伝え、安全運転をサポートする。
踏み間違い衝突防止アシスト
間違ってブレーキペダルではなくアクセルペダルを踏み込んだ時に、エンジン出力を抑えてブレーキを制御するもの。
コンビニなどのガラスや壁、人との衝突を避けるようにアシストする。
インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+ LDW(車線逸脱警報)
警告音を鳴らしながら、ブレーキを制御。元の車線内に『セレナ』を戻すような力を短時間起こし、ドライバーのステアリング操作をアシストする。
インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)+ BSW(後側方車両検知警報)
どうしても死角になりやすい、隣接するレーンの後側方を走る車両を検知すると、ドライバーに表示で知らせる。
さらにドライバーが車線変更を開始した場合には、警報とともに『セレナ』を元の車線内に戻すような力を短時間発生、隣接するレーンを走る車両と接触するのを回避するようアシストする。
RCTA(後退時車両検知警報)
後退する時、後方を横切ろうとする車両へ衝突しそうな場合、警報でドライバーに注意を促す。
日産『セレナ e-POWER X』の外観とデザイン
家族のクルマにふさわしい、広々とした室内空間を持ちながらもその外観は、シャープでスタイリッシュ。
特に『ハイウェイスター』シリーズと異なり、「5ナンバーサイズ」となる、『X』、『XV』、『G』ら標準ボディは、スノッブなスタイルに好感が持てる。
中でも『セレナ e-POWER X』はシンプルでスマートだ。
『セレナ e-POWER X』のフロントマスク
V字を描くシャープなデザインに、e-POWER独自のブルーのラインがアクセントとなる。
『セレナ e-POWER X』の縦長リヤコンビランプ
『セレナ e-POWER X』の縦長リヤコンビネーションランプはe-POWERオリジナルデザインが採用される。
狭い場所でも荷物の出し入れがしやすい「デュアルバックドア」
デュアルバックドアは、使い方に応じてバックドア全体か、
ハーフバックドア(上側)の2通りで開閉できる。
日産セレナ e-POWER X』の広々とした室内空間
『セレナ』は、室内長と幅がミニバンクラスでナンバー1となり、ガラスサイズが大きく採られたことにより室内は開放感満点だ。
シートはブラックとグレージュの2色が選べ、素材は織物/トリコットとなる。
※データは2019年12月下順時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘
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みんなのコメント
セレナに400万は私は出せないけど
街中でよく見るのがビックリする
私はヴォクシーHVの見積り取ってOPもりもりとは言え
400万越えで買う気失せて
それならヴェルファイアの低グレード500万以内で収めようと思いヴェルファイアを購入
ノアヴォクステップセレナって
ちょっと前まで200万クラスのイメージだったのに
それに400万って私は出せない
夏場はリッター16くらいらしい。
でも、冬場はこういう手のクルマって
ヒーターを使うためだけにエンジンを使うから
それより下がると見た方がいい。