Lexus LC 500 Convertible
レクサス LC500 コンバーチブル
ロールス・ロイスのパラダイムシフト。ロゴやシンボルを一新する名門の挑戦を小川フミオが説く
量産第1号車をチャリティオークションへ
レクサスが2020年7月より国内販売をスタートした「LC500 コンバーチブル」。優雅な2+2のオープンモデルは、レクサスブランドの語り手ともいえる世界観を凝縮している。官能的なサウンドで鳴く自然吸気のV8エンジン、細心の注意を払って滑らかなプロポーションを実現したソフトトップ、コンバーチブル専用に設けられた細やかな快適機能装備の数々。
最新レクサス渾身の一作とあり、ワールドプレミア後には北米レクサスがとあるユニークな取り組みを発表していた。それは「量産生産第1号車をチャリティオークションにかける」というものである。落札価格は100%、慈善団体へと寄付される。
落札価格は邦貨約2億円
アリゾナ州スコッツデールで行われたバレット-ジャクソンのオークションにて、出品されたVINナンバー100001の車両は最終的に200万ドル(約2億1150万円)で落札された。競り落としたのはコロラド州レイクウッドでレクサス販売店を束ねているケント・ステヴィンソン氏。
そしてこの度、大きなリボンをまとったLC500 コンバーチブルが落札者の元へとデリバリーされた。オークション会場に登場したのはプロトタイプ車両であったが、今回手渡されたのは正真正銘の量産第1号車。その実車を前に、ケント・ステヴィンソン氏は次のように感慨を述べている。
「もちろんすでにレクサスの販売店会議でコンバーチブルのプロトタイプは目にしていました。だからその最初の1台がここにやってきたというのは、とても特別なことなんです」
作り手、オークショニア、買い手の全員がwin-win
落札金額は2つの慈善団体の援助のために贈られる。ひとつは青少年のための放課後プログラムを運営する「ボーイズ&ガールズ クラブ オブ アメリカ」。もうひとつが9.11以降の退役軍人や、その家族を継続的にサポートする「ボブ・ウッドラフ基金」だ。
「ボブ・ウッドラフ基金は退役軍人やその家族のために多くのサポートを行っています。また、ボーイズ&ガールズ クラブ オブ アメリカも同様に長い歴史と実績をもつ慈善団体。とくに昨今は学校へ行くことのできない子供たちへ手厚い支援を実施しているのです。彼らの慈善事業に協力できることほど幸せなことはありません。レクサスが美しいクルマを提供し、バレット-ジャクソンは一切の費用を放棄、そして私がクルマを購入する。そしてその結晶は、今後長く生き続けていく。これはまさしく全員にとってウィンウィン(win-win)の結果といえます」
証明書や生産工程記録写真も贈呈
ステヴィンソン氏に手渡されたLC500 コンバーチブルには、森 忠雄チーフデザイナーによるスケッチ、レクサス インターナショナル プレジデントである佐藤恒治及び武藤康史チーフエンジニアのサイン入りエンジンカバー、生産工程を記録した写真の数々、そして佐藤と武藤、生産を担当する元町工場のゼネラルマネージャー、岡田政道ら3人の署名が入った証明書も付帯している。
落札されたLC500 コンバーチブルと同じボディカラーをまとった特別限定車「Structural Blue(ストラクチュラルブルー)」は、国内限定60台で現在販売を行っている。
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みんなのコメント
問題ないとおもいます。
お金持ちは経済を回してください。