プジョー最新デザインを採用
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】新型プジョー3008【プジョーの中型SUV新旧比較】 全51枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
プジョーの中型SUV「3008」にマイナーチェンジを施した2021年モデルが、ヨーロッパ市場向けに登場した。デザインを一新し、車載技術をアップグレードしたほか、新しいPHEVモデルを追加して、新型の208、2008、508に並ぶモデルとなった。
スタイリングの主な変更点は、フレームレスグリル、形状変更されたエアインテーク、新しい垂直指向のLEDデイタイムランニングライト(ウィンカーとしても機能)を特徴とする新しいフロントマスクだ。また、グリルの上には初めてモデルナンバーが配置されている。
リアエンドには、LEDのブレーキ&リバースランプ、シーケンシャルウィンカー、スモークライトカバーが追加され、トランクリッドを横に広げてワイド感を強調している。
インテリアでは、プジョー最新のiコクピットを採用。12.3インチのデジタルメーターは、グラフィックとレンダリングを改善して見やすさを向上させた。
高精細なインフォテインメント・タッチスクリーンは8.0インチから10.0インチに大画面化され、ドライブモードセレクターが全車に標準装備されている。
内燃機関車はノーマル、スポーツ、エコモード、電動モデルはエレクトリック、ハイブリッド、スポーツの各走行モードを選択可能だ。
PHEVに新たな選択肢を用意
また、300psを発生する四輪駆動の「ハイブリッド4 300」の下に、新しく入門モデルのPHEV「ハイブリッド225」を追加した。
ハイブリッド225は、オペル・グランドランドXハイブリッドと同様に、180psのピュアテック180 1.6L 4気筒ガソリンと110psの電気モーターを組み合わせて225psを発生。8速ATの前輪駆動モデルである。
13.2kWhのリチウムイオンバッテリーを上位モデルと共有しており、ハイブリッド4の航続距離60km(電気のみ)に対して、56kmまで走行できる。両車とも、7.4kWの充電器から1時間45分で充電できる。
ガソリンエンジンは、ピュアテック130 1.2L 3気筒(6速MTまたは8速AT)と、ピュアテック180 1.6L 4気筒(ATのみ)の2種類が用意されている。また、1.5Lディーゼルエンジン「ブルーHDi 130」も引き続き設定されている。
新型3008では3つのグレードが用意されており、それぞれオプションのパッケージでアップグレードが可能。
例えば、エントリーグレードの「アクティブ」には、17インチ・アルミホイール、キーレススタート、デュアルゾーン・エアコンが標準装備されているが、「アクティブパック」を選択すると、電動折り畳み式ドアミラーやフロント・パーキングセンサーなどが追加される。
アップデートされた新型3008のヨーロッパ市場価格は、年末の発売までに確定される予定で、現行モデルよりも若干の値上げが予想される。
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