現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 「S13シルビア進化論」最新ツールと匠の技術で“イチサン”はまだまだ楽しめる!

ここから本文です

「S13シルビア進化論」最新ツールと匠の技術で“イチサン”はまだまだ楽しめる!

掲載 更新
「S13シルビア進化論」最新ツールと匠の技術で“イチサン”はまだまだ楽しめる!

老舗の最新パーツでS13シルビアをブラッシュアップ!

排圧を抑える極太エキマニと純正書き換えのNISTUNEで走りを強化

「S13シルビア進化論」最新ツールと匠の技術で“イチサン”はまだまだ楽しめる!

国産スポーツをメインに、コンパクトから輸入車まで幅広いユーザーが訪れるコクピット館林。なかでも日産車チューンには力が入っており、ここで紹介するS13はそんな同店のノウハウをたっぷりと注ぎ込んだ1台だ。

エンジン本体はノーマルのまま、東名パワードのM7960タービンをドッキング。ニスモの燃料ポンプや550ccインジェクターなどで周辺環境を整え、最大ブースト圧を1.0キロに設定。最高出力はダイナパック計測で330psを発揮する。

なお、エアフロはアペックスのアダプターを装着してR35GT-R用へと変更。計測限界が高い上に、吹き返しの影響を受けにくいというメリットがあるからだ。

重要なエンジンマネージメントは、コクピット館林が得意とするNISTUNEを使用。これは、純正ECUに専用基盤を追加してフルコンに近い状態にするシロモノで、故障診断ポートを介してリアルタイム書き換えが可能になる。また、A/Fセンサーと連動したフィードバック制御や、各種センサーが正常に作動しているかを確認するアクティブテストなど多彩な機能を備えているのだ。

「シルビアで使われている純正のEPロムは古いタイプのため流通量が減ってきています。今後はNISTUNEのような新しいタイプのECUが主流になっていくでしょうね」と、コクピット館林の亀田さん。

ちなみに、コクピット館林ではNISTUNEを使ったブーストアップメニューも用意。レーシングプラグや大容量燃料ポンプ、ブーストコントローラー、工賃まで含めて、15万6000円(S13シルビア)という手軽さだ。

オリジナルの4-1ステンエキマニ(8万9000円)も見逃せない。2.1mm厚で45φと太めのパイプ径とすることで排圧の上昇を抑えたのがポイントで、これによりエンジンへの負担を減らしている。だから点火時期が進めてもノッキングが出にくい=パワーが出せるという寸法だ。

耐久性も徹底追求。パイプを長くして熱膨張による応力をうまく逃がせる取り回しとし、溶接部分から亀裂が入りにくくしているのだ。フランジについても熱による反りが出がちなので15mm厚としている。形状はT25型で、純正タービンの他、GT-SSやT517Zなど幅広いメーカー品に対応。

「集合分までの距離を確保したことで高回転までストレスなく伸びるようになりました。また排気音もカン高いものへと変化しましたね。中間トルクは多少、細くはなりますが、ポン付けタービンでは気になるレベルではないと思いますよ」。

このように新しい技術や独自の拘りを持ったパーツで仕上げられたS13シルビアは、ポン付けターボとは侮れない性能を発揮する。ワンランク上のフィーリングを目指したい人には注目すべきポイントは多いだろう。

●取材協力:コクピット館林 群馬県館林市赤生田町2202 TEL:0276-73-5451

こんな記事も読まれています

ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
くるまのニュース
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
レスポンス
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
ベストカーWeb
トヨタ「GRヤリス」のマイナーチェンジはフルモデルチェンジに等しい! 初期型ユーザーは買い替えのご準備を
トヨタ「GRヤリス」のマイナーチェンジはフルモデルチェンジに等しい! 初期型ユーザーは買い替えのご準備を
Auto Messe Web
マットモーターサイクルズのニューモデルDRK-01(250/125)受注開始!同社初の水冷エンジン搭載車は6月下旬発売予定
マットモーターサイクルズのニューモデルDRK-01(250/125)受注開始!同社初の水冷エンジン搭載車は6月下旬発売予定
モーサイ
テスラのすべてのモデルが新価格に! Model 3 RWDやModel Y RWDがこんなに安く!
テスラのすべてのモデルが新価格に! Model 3 RWDやModel Y RWDがこんなに安く!
月刊自家用車WEB
渋滞対策の最終兵器! 『渋滞情報マップby NAVITIME』ならリアルタイムで渋滞回避をサポート
渋滞対策の最終兵器! 『渋滞情報マップby NAVITIME』ならリアルタイムで渋滞回避をサポート
月刊自家用車WEB
「コイツ、実はクルマです…」馬って公道OKなの!?高速道路は?
「コイツ、実はクルマです…」馬って公道OKなの!?高速道路は?
月刊自家用車WEB
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
月刊自家用車WEB
【ドライブグルメ 番外編】2024年、一番うまい「ハイウェイめし」は何? NEXCO東日本「ハイウェイめし甲子園」入賞グルメ表彰式レポート
【ドライブグルメ 番外編】2024年、一番うまい「ハイウェイめし」は何? NEXCO東日本「ハイウェイめし甲子園」入賞グルメ表彰式レポート
Webモーターマガジン
日産「最後のGT-R」発売へ “R35型” 17年の歴史に幕… 再び消える「GT-R」はまだ「新車購入」できるのか
日産「最後のGT-R」発売へ “R35型” 17年の歴史に幕… 再び消える「GT-R」はまだ「新車購入」できるのか
くるまのニュース
F1ドメニカリCEO、スプリント開催をさらに増やしたい意向。ドライバーも新フォーマットには好評価も、それとこれとは別?「やりすぎは良くない」
F1ドメニカリCEO、スプリント開催をさらに増やしたい意向。ドライバーも新フォーマットには好評価も、それとこれとは別?「やりすぎは良くない」
motorsport.com 日本版
アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
レスポンス
つくづく「クルマはコミュニケーションツールだな」という話
つくづく「クルマはコミュニケーションツールだな」という話
旧車王
「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
Merkmal
BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化
BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化
レスポンス
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
AUTOCAR JAPAN
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

118.01320.0万円

中古車を検索
シルビアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

118.01320.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村